スノーマシン「SNOWMAX」の驚きの性能
2024年8月9日、菅平高原ハーレスキーリゾートの裏太郎ゲレンデで、最新のスノーマシン「SNOWMAX」のデモンストレーションが行われました。このデモには、20社以上のスノーリゾートやスキー場の関係者、メディアが集まり、連日の猛暑にもかかわらず、圧巻の造雪を目の当たりにしました。
開催された背景と期待される効果
このデモは、今の時代、特に地球温暖化による雪不足が問題視される中で、業界が新技術を求めていることを象徴しています。「SNOWMAX」は、外気温が35℃までの環境で稼働でき、高温多湿の条件下でも効率的に雪を作ることができることが確認されています。これは他の造雪機と比べて優れた性能を示しています。
今回は、イタリアのIndustrial Frigo Ice社のRoberto Penocchio CEOと、日本代理店のコーエィ株式会社の関口社長によるプレス発表も同時に行われました。この契約により、日本のスキーリゾートは「SNOWMAX」を導入することで、長期的な運営が可能になると期待されています。また、今までとは異なる期間での営業や、雪不足問題への解決策を提供できる可能性もあります。
驚異的な造雪能力
「SNOWMAX」の基本仕様を見てみると、そのサイズは20フィートのコンテナサイズで、総重量は9トン。雪を最大で22トン/日造ることができ、電力消費は最大158kwと、従来品よりも大幅な省エネを実現しています。これにより、地方施問題解決だけでなく、エコな運営ができることもこの機械の大きな魅力です。
販売価格は54,000,000円(税別)で、輸送、設置費用は含まれていませんが、その性能に見合った投資価値があると感じるスキーリゾートオーナーも多いでしょう。
結びに
このデモを通じて、「SNOWMAX」が日本国内のスキー業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開が楽しみです。特に、スキー場が雪の少ない夏でも様々なイベントを開催できるようになれば、観光地としての魅力も一層増すことでしょう。今後の動向に目が離せません!