日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35 2024」の応募が締め切られ、熱い戦いが幕を開けました。主催は、RED U-35実行委員会と株式会社ぐるなびです。
今年の応募総数は478人、応募者の平均年齢は29.0歳と、過去大会の平均年齢を下回り、若手料理人の熱い挑戦が目立ちます。
応募者は男性が438人、女性が40人。年齢層は10代が2人、20代が241人、30代が235人となっています。専門ジャンルでは、フランス料理が39%と最も多く、次いで日本料理が20%、イタリア料理が14%となっています。
「RED U-35」では毎年、応募者に「目標とする人物」をアンケート調査しており、今年は5大会連続で「HAJIME」オーナーシェフの米田肇氏がトップに輝きました。米田氏は、卓越した技術と独創的な料理で知られており、若手料理人たちにとって憧れの存在と言えるでしょう。
今年の応募テーマは「自分らしさ」です。応募者は、このテーマに基づいたメニュー考案や作文を提出しました。一次審査では、料理技術はもちろん、アイデア、視点、人間力、社会性などが評価され、二次審査に進む50人(予定)が選出されます。一次審査通過者は「RED U-35」公式WEBサイトで8月1日(木)に発表されます。
今年のコンペティションでは、どのような料理が誕生するのか、どのような新しい才能が発見されるのか、今から期待が高まります。今後の展開に注目していきましょう。