教師の魅力を探る
2025-04-23 16:46:55
教師という職業の魅力を深掘り!手島純先生と天野一哉先生の対談
教師としてのやりがいを探る旅
手島純先生と天野一哉先生を迎え、教育界の現場での「教師のやりがい」についても深堀りした特別インタビューをお届けします。これからの教育の在り方に関する考えや意見をまとめ、教師という職業の魅力を浮き彫りにしていきます。
教育書の誕生の裏にある思い
今回の特別インタビューは、2025年に小鳥遊出版から発売される『教員のやりがいとは何か』に関するものであり、手島先生がどのようにしてこのテーマに辿り着いたのか、その経緯を語っていただきました。編集者の指摘がきっかけとなり、教師という職業の「やりがい」に特化した内容に訂正されたことが明らかにされました。
手島先生は、教師の仕事に対するネガティブな印象が強い現代において、その魅力を伝える必要があると感じています。特に、教育を志す学生たちに対して、教師のやりがいはどういったものかを知ってもらうことが重要だと語りました。
知られざる教師の魅力
教師は、生徒の人生に大きな影響を与える職業です。生徒とのふれあいや、彼らが成長する姿を直接見ることができることは、教師ならではの貴重な体験です。手島先生は、一度職業として教師を選択すると、その影響力や責任の重さに気づくことができると言います。
授業のクラスでは、教職希望の人数が少ないことに驚きつつも、公立学校の教師の給料体制について説明することで、学生たちの興味を引くことに成功しました。手島先生の話を聞いた参加者からは、「教師にはやりがいがあることに気づいた」という感想が寄せられ、教師という職業への魅力がむくむくと湧いてきた瞬間だったと言います。
課題と解決策
しかしながら、教育現場には厳しい現実も存在します。手島先生は、文部科学省のプロジェクトが世間で炎上してしまった背景を、教師の待遇や仕事の現実と絡めて論じました。教師が「やりがいを持てない」理由として、教育制度や社会の仕組みが問題を引き起こしていると指摘しています。
本書では、これらの阻害要因にも光を当て、具体的な改善策や魅力的な職場環境の創出についても提案しています。手島先生は、教師になりたいと考える人々だけでなく、今は教師という選択肢がないが「やりがい」のある仕事を探している人まで、広く読んでもらいたいと願っています。
終わりに
豊かな教育環境を築くためには、「やりがい」を感じられる教師を増やすことが重要です。手島純先生と天野一哉先生の対談を通じて、教師という職業の本当の魅力や現実を知ることができました。(後半へ続く)
話者プロフィール
手島純(てしま じゅん)
星槎大学の特任教授であり、35年間にわたって公立高校の社会科教員として活躍してきた経験を持つ。教育学の授業を通して学生たちに教員のやりがいを伝えるべく尽力している著者でもあり、多数の関連書籍をあらかじめ発表している。
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