セブン銀行、ServiceNowを導入し業務改革と社員体験を強化
セブン銀行、ServiceNowを導入し業務改革と社員体験を強化
株式会社セブン銀行(東京都千代田区、代表取締役社長:松橋 正明)は、社員のユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させる取り組みとして、ServiceNow Japan合同会社のHRサービスデリバリ(HRSD)を新たに採用しました。この決定は、業務効率化とワークスタイルの変革を目指すセブン銀行の経営戦略の一環として位置づけられています。
セブン銀行は、「お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける」といったパーパスのもと、ユニークな銀行を目指しています。この実現に向けて「企業変革」という大きなテーマに注力しており、特に社内の業務フローの改善と生産性向上が重視されています。ServiceNowの導入によって、業務効率の向上と、社員の意識改革が期待されています。
ServiceNow HRSDの導入メリット
ServiceNowのHRSDを活用することで、以下のような具体的な取り組みが進められます。
1. セルフサービスの充実: 社員向けポータルサイトを通じて、自分で必要な手続きを行えるセルフサービス機能が強化されます。
2. デジタルワークフロー: 各種業務やシステムとの連携を図った申請プロセスがデジタル化され、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)が向上します。
3. 進捗の可視化: ダッシュボード機能により、業務の進捗状況を簡単に確認できると共に、サービスの継続的な分析が可能になります。
4. スマートフォン機能の拡充: 社員のスマートフォンでの業務がさらに効率的に行えるよう機能が強化されます。
セブン銀行の変革に対する期待
セブン銀行のコーポレート・トランスフォーメーション部、コーポレートITデザイン室室長・石原 健二氏は、「現在、我々は社内システム全般を見直しており、最適なシステムインフラを導入しDXを進めている。DX化は社員満足度の向上にも寄与するものであり、ServiceNowには大いに期待している」とコメントしています。これまでにITサービス管理(ITSM)を導入しており、HRSDとの親和性も評価されている点が、採用の理由となっています。
一方、ServiceNow Japan合同会社の豊田 篤氏は、「セブン銀行様がHRSDをご採用いただけたことを大変嬉しく思っています。デジタルワークフローの環境整備を通じて、社員様の業務の効率化やウェルビーイングの推進に寄与できると確信しています」と話しています。
セブン銀行とServiceNowの未来
セブン銀行は、ITSMに先立ってHRSDを採用したことで、さらなるデジタルトランスフォーメーションを進めることが可能になります。今後は、AI技術の導入も視野に入れ、ServiceNowの持つノウハウをフルに活用していく計画です。これにより、業務の効率化だけでなく、社員のUX向上や社内カルチャーの変革も促進されることでしょう。
セブン銀行の新たな取り組みから目が離せません。社員の働きやすさを追求し、ビジネスの成長を図る姿勢は、今後の金融業界における一つのモデルケースとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ServiceNow Japan合同会社
- 住所
- 東京都港区赤坂赤坂1-12-32アーク森ビル
- 電話番号
-
03-4572-9200