ドライヤーレスで省エネ
2021-12-10 07:30:01
理美容室を活用したドライヤーレスで環境を守るプロジェクトが始動
ドライヤーレス推進による環境保護プロジェクト
近年、環境問題が深刻化する中、多くの業界が省エネや持続可能な取り組みを模索しています。その流れの中、理美容業界でも新たなプロジェクトが始まりました。それが「ドライヤーレス推進によるらくちんCO2削減プロジェクト」です。この活動は、理美容室をプラットフォームとし、顧客にドライヤーを使わないことの利点を伝えることを目的としています。
ドライヤーレスとは何か?
ドライヤーレスとは、ドライヤーを使用する時間を減らし、髪を自然乾燥させる方法です。顧客が直面する「ドライヤーでなければ髪が傷む」という誤解に対抗し、実はドライヤーの熱が髪を痛める原因であることを示すことがこのプロジェクトの重要な要点です。さらに、濡れた髪をそのままにしても風邪を引くリスクが減少し、逆に抵抗力が高まることが知られています。このように、ドライヤーを使わない新たな価値観を掲げているのです。
ステップボーンカット技術の導入
このプロジェクトでは、ヘアデザインの実現を目指し「ステップボーンカット」という特許技術を導入しています。このカット技術は、骨格補正立体カットによって小顔効果を生み出し、髪の形状記憶が可能です。そのため、ドライヤーを使わずに自然な仕上がりを実現します。基本的にブローは不要で、カット後は自然乾燥を行うため、顧客はドライヤーを使う時間を大幅に削減することができます。この取り組みにより、家庭でも省エネが可能になり、顧客の大切な時間を生み出すことが期待されます。
信頼のある関係を活かして
日本には約25万の理美容室が存在し、長年にわたる顧客との信頼関係があります。この特徴を利用して、各理美容室を通じて顧客に環境保護の意義を広めていくことが重要です。具体的には、理美容師が顧客への環境意識を高めるための説明を行い、ドライヤーを使わないスタイルを提案します。この相互信頼が、効果的な環境保護活動の基礎となることでしょう。
ステップボーンカット協会の役割
理美容師の技術向上を目指し、ステップボーンカット協会は様々な活動を行っています。技術セミナーやオンライン講座を提供し、これまでアクセスが困難だった地方の理美容師や子育て中の美容師への学びの場を広げています。認定スタイリストとして1132名の美容師が活躍しており、彼らを通じて50名から500名の顧客に環境保護の意義が伝えられています。
ART PROJECTへの参加
このプロジェクトは、美容業界だけでなく地域社会にも貢献するイベントを含みます。ドライヤーレス小顔カット技術を体験してもらうことで、参加者に環境保護についての意識を高めることが目的です。このようにして、美容業界が果たす役割が広がることに期待が寄せられています。
環境への取り組みが認められる
この「ドライヤーレス推進プロジェクト」は、環境省主催の「グッドライフアワード」において、環境に優しい社会の実現に寄与する活動が高く評価され、サスティナブルデザイン賞を受賞しました。今後もこの活動を通じて、環境保護に寄与し、より良い社会の実現を目指していきます。
まとめ
理美容業界におけるドライヤーレス推進プロジェクトは、省エネだけでなく顧客と美容師の関係性を強化し、持続可能な未来を築くための重要な取り組みです。様々な方法で環境意識を高め、美容業界が社会に貢献できるよう、引き続き進化を続けていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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STEP BONE CUT株式会社
- 住所
- 港区南青山6丁目8番10号南青山フラット
- 電話番号
-
03-6712-5600