ドローン体験イベント
2021-09-14 10:00:10

ドローンで富士山を体験!シンガポールと日本を結ぶ新たな試み

新たなドローン体験イベントが静岡で開催



2023年9月9日、静岡県シンガポール事務所が主催する「ドローン遠隔操作体験イベント」が行われました。このイベントでは、シンガポールにいる参加者が、日本の富士山の美しい景色をドローンでリアルタイムに体験することができました。朝の部はシンガポールの旅行代理店やメディア向け、午後は一般の参加者向けに行われ、オンラインでつながるという新しい形の観光体験が提供されました。

イベントの概要



イベントでは、シンガポールのバーチャルツアー会場とあさぎりフードパークが結ばれました。午前中にはシンガポールのメディアやインフルエンサーが参加し、午後には一般参加者がその体験に加わりました。参加者は、その場にいながら富士山の麓でドローンを操作することができ、静岡名物のお茶や日本酒のテイスティングも楽しむことができます。

ドローンの遠隔操作は、Red Dot Drone Pte Ltdの平川彰氏の指導のもと、参加者が自ら操作する形で体験されました。その様子はFacebookでライブ配信され、視聴者からの反響も非常に大きく、再生回数は1700回を超えました。参加者からは「いつか静岡を訪れたい」といった声が多数寄せられました。

コロナ後の新たな旅行スタイル



コロナ禍でのインバウンド需要が縮小する中、このイベントはバーチャル観光の新しいモデルとして注目されました。自治体や旅行代理店、シンガポールのスタートアップが連携し、リベンジ消費を狙った新たな旅行商品の開発を進めています。特に、参加者はドローン遠隔操作の没入感に感動し、多くの人々が直接日本を訪れたいという意向を示しました。

旅行会社の担当者は「コロナの規制が緩和されれば、シンガポールの人々はまず日本を訪れたいと思っている」と述べ、このイベントの意義を強調しました。

バーチャル体験の魅力



このイベントでは、静岡のお茶のブレンド体験や酒蔵ツアーなど、インタラクティブな内容が盛り込まれており、参加者は富士山を眺めつつ自分だけのオリジナルブレンドティーを作ることができました。参加者がドローンを操作する体験は、新たな旅行の魅力を提供しており、今後のインバウンド活性化に向けた期待が高まります。

今後の展望



本イベントを通じて、静岡県東南アジア駐在員事務所の福田所長は、コロナ後の観光集客に向けてシンガポール市場へのアプローチを強化する意向を示しました。国内旅行の需要はもちろんのこと、海外旅行が盛んなシンガポールでの関係構築が、今後の観光戦略において重要とされます。

このような新たな旅行スタイルの模索は、観光業界全体にとっての方向性を示しており、よりリアルな体験とバーチャルツアーの融合が求められています。イベントの大成功を受けて、今後の展開にも期待が寄せられます。

会社情報

会社名
静岡県東南アジア駐在員事務所
住所
静岡県静岡市葵区追手町9番6号
電話番号
054-221-2309

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