情報通信審議会がユニバーサルサービスを議論する会議を開催
情報通信審議会の第41回会議が開催される
令和7年7月18日、情報通信審議会の電気通信事業政策部会において、ユニバーサルサービス政策委員会の第41回会議が行われます。この会議では、最新の技術革新を背景に、ユニバーサルサービス制度の政策見直しに関する重要な議論が行われる予定です。
議題の詳細
会議で予定されている議題は以下の3つです。
1. 最終保障提供責務の導入等に伴う基礎的電気通信役務制度の在り方の検討
この議題では、電気通信サービスの基礎的な提供方法と、最終的な保障提供の責務について議論されます。日本全体でアクセス可能な通信網を確立する重要なステップです。
2. 「ユニバーサルサービス制度における交付金・負担金の算定等に関するワーキンググループ」の設置について
効果的な制度運営を再整備する目的で新たにワーキンググループを設立し、交付金や負担金の具体的な算定方法について検討します。これにより、サービスの供給がより公平になることを目指しています。
3. 意見交換
会議の最後には、委員による意見交換の時間が設けられます。これにより、様々な視点からの意見が集まり、政策形成に寄与することが期待されています。
傍聴について
この会議はWeb会議として行われるため、傍聴希望の方は、7月17日までに特設の傍聴登録フォームから申し込む必要があります。申込者には、傍聴方法が記載されたメールが送付される予定です。
なお、傍聴者数が多い場合は、抽選で傍聴者が決定されることもあるため、早めの申込みが推奨されます。また、同一組織が複数の希望者を持つ場合には人数の制限があるため、事前に確認しておくことが重要です。
まとめ
情報通信審議会によるこの会議は、ユニバーサルサービス政策の今後に大きな影響を与えるものです。通信サービスの普及と、地域間の情報格差を解消するために、政策担当者がどのような結論を導き出すのか注目が集まります。関心のある方は、ぜひ傍聴登録をして、情報の把握に努めてください。