海洋白書2020刊行
2020-04-17 10:01:51

『海洋白書2020』刊行のお知らせ:海の未来と私たちの役割

海洋白書2020が刊行



2020年4月18日、笹川平和財団海洋政策研究所が『海洋白書2020』を発行しました。この書籍は、過去一年間における海洋に関する国内外の出来事や動向を網羅した報告書で、2004年から毎年発行されてきました。特に今年は、「2020年東京大会から海のレガシーを」というテーマのもと、様々な海の問題に焦点を当てています。

今回の白書の特徴



今回は、17冊目となる『海洋白書2020』が刊行され、特集として東京2020大会を通じて見える海の遺産について取り上げています。具体的には、セーリングやサーフィン、トライアスロンなどの競技活動を通じて明らかになる海水の質の問題や、海岸の浸食、漂着ごみといった環境問題に迫っています。巻頭インタビューや多彩なコラムが掲載されており、視覚的にも理解しやすい内容になっています。

第1部:海洋をめぐる取り組み



第1部では、産業、環境保全、教育・人材育成、ガバナンス、防災といった5つのテーマに分かれて、最新の国内外の動向が紹介されています。海洋産業の新たな展開として、気候変動への取り組みやプラスチックごみ問題への対策が提言されており、特に海洋生物多様性の保全に関する章は、多くの人々にとって重要なメッセージを届けています。

第2部:国内外の海洋動向



第2部は、2019年に起きた国内外の海洋活動を振り返ったもので、日誌形式での整理が施されています。各国の取り組みや動きがわかりやすくまとめられており、海洋問題に関心を持つ上で非常に有用な情報源となっています。

第3部:資料集



最後の第3部には、第1部と第2部の参考資料が集約されています。これにより、詳細なデータや過去の背景をもとに、読者がさらに深く理解を深める手助けがされています。

海への思い



海はすべての人類にとって共通の財産です。この貴重な資源を美しく豊かに保ち、次の世代へと引き継ぐためには、社会全体の協力が不可欠です。『海洋白書2020』が、海洋に対する人々の関心を高め、様々な活動の一助となることが期待されています。

ぜひ書店で手に取り、一読してみてください。私たち一人ひとりが海の未来に向けてどのように行動できるかを考えるきっかけになることでしょう。

会社情報

会社名
公益財団法人笹川平和財団
住所
東京都港区虎ノ門1-15-16笹川平和財団ビル8階
電話番号
03-5157-5389

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