日産サティオ徳島と徳島大学が交通課題解決へ向け包括協定締結

日産サティオ徳島と徳島大学、包括協定を結ぶ

令和7年8月1日、株式会社日産サティオ徳島は国立大学法人徳島大学および協力企業と共同で包括協定を締結しました。この協定は、様々な交通課題を解決し、地域社会をより豊かにすることを目的としています。

交通社会の安心・安全・快適化

日産サティオ徳島は、経営ビジョン「Vision2030」に掲げ、徳島の交通社会を向上させるための具体的な施策に取り組んでいます。特に、観光客やインバウンドに対する交通アクセスの改善を重視し、スカイレンタカー四国を通じたレンタカー利用の実態を分析する研究を行う計画です。この研究にはAIを用いることで、データに基づいたユーザーの特性を理解し、観光資源へのアクセスの障害を特定します。

地域企業の魅力を引き出す

この協定により、徳島大学との共同活動が促進され、地域企業の魅力を利用者に発信する機会も増えるでしょう。学生たちもプロジェクトに参加し、地域の活性化に貢献する意義深い活動を期待されています。さらに、カーシェアリングサービスを活用した大学職員の移動利便性向上にも力を入れていきます。

地域の振興と人材育成

協定の中で掲げられている主な協力事項には以下のものがあります。1. 地域産業の振興と活性化、2. 大学の利便性向上、3. 地元人材の育成、4. 防災・災害対策、5. 徳島県の地方創生に資する取り組み。これらの活動は、全体として地域の持続可能な発展に寄与することが期待されています。

地域連携の可能性

左の写真には、協定締結に関与した企業の代表者たちが写っています。日産サティオ徳島の藤村社長、徳島大学の河村学長、スカイレンタカー四国の藤村社長らが一堂に会し、今後の協力関係強化を誓いました。

この取り組みが成功すれば、徳島が交通の便で揺るぎない存在となり、周辺地域にも波及効果をもたらすことが期待されます。今回の包括協定は新たな挑戦の第一歩であり、地域社会のさらなる発展に向けた重要な動きとなります。