期待のハイパフォーマンスEV、IONIQ 5 Nが日本での納車を開始
昨今の電動化の流れの中、Hyundaiが誇るハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」の納車がついにスタートしました。2023年7月に英国のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表されたこのモデルは、2015年に誕生したHyundaiの高性能ブランド「N」からの初のEVモデルです。その性能の高さと運転の楽しさを兼ね備えたIONIQ 5 Nは、日本市場においても期待が寄せられています。
第1号車の納車セレモニー
納車が始まったのは、横浜にあるHyundai Customer Experience Center。その現場では、第1号車となるお客様への納車セレモニーが盛大に開催されました。オーナーの小峰さまは、IONIQ 5 Nの試乗会に参加した後、その卓越したパフォーマンスに心を奪われて購入を決意したと語っています。セレモニーでは、小峰さまにIONIQ 5 Nへの期待を伺ったインタビューも行われ、彼の熱い思いが伝わってきました。
購入のきっかけ
「なぜこの車を選んだのでしょうか?」という質問に対し、小峰さまは、「仕事の営業車としてだけでなく、家族での旅行にも使えるし、サーキットでも走れる車が魅力でした。設定がカスタマイズしやすく、このスペックでこの価格は他にないと思いました」としっかりとした理由を述べました。「試乗してみて、まさにサーキット仕様だと感じ、自由に楽しめる車だと思いました。特にドリフトモードで遊びたいです」と、その楽しみ方についても熱く語りました。
EVGPへの参戦への意気込み
さらに、小峰さまは2024年9月に富士スピードウェイで開催されるEVレース「EVGP」への参加も予定しています。彼は「IONIQ 5 Nでの参戦が楽しみです。特に富士は私にとって慣れ親しんだサーキットで、ぜひ自己ベストタイムを更新したい」とコメント。レースでの駆け引きや戦略についても思いを馳せており、特にNモードの活用に期待を寄せているとのことです。
家族との特別な時間を望む
小峰さまの家族と共に過ごしたい時間について訊ねると、「納車後はキャンプに行きたいです。自然の中でのアクティビティを楽しむために、IONIQ 5 NのV2L機能を活かしたいと思っています」と話され、家族との絆や思い出を深めるための期待も語られました。また、今後同車を購入する方々へも「悩む必要はありません、後悔はないと思います」と強いメッセージを届けてくれました。
Hyundaiの今後の展望
Hyundaiの趙代表取締役社長も、「IONIQ 5 Nはただパワーを追求するのではなく、毎日の生活でも楽しめる真のハイパフォーマンスEVです。これからもオーナー様同士の交流を深めるためのプログラムを予定しています」と語り、IONIQ 5 Nを通じた新たな体験を期待している様子でした。
このように、IONIQ 5 Nは単なる高性能車に留まらず、日常の生活の中で楽しみが詰まった一台です。今後の動向に目が離せません!