キンドリルとデータブリックス、デジタル変革推進のための戦略的提携を発表

キンドリル、データブリックスとのグローバル戦略提携を発表



2025年6月4日、キンドリル(Kyndryl)がデータとAIの企業であるデータブリックス(Databricks)との新たなグローバル戦略パートナーシップを発表しました。キンドリルは、ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーとして、この新しい提携により、お客様のデジタルトランスフォーメーションをさらに推進することを目指しています。

パートナーシップの目的


この戦略的な連携は、キンドリルのデータ&AIサービスとデータブリックスのデータ・インテリジェンス・プラットフォームを統合し、データ主導の組織への変革を支援することに重点を置いています。両社の強みを活かすことで、企業がAIを大規模に利用し、ビジネス目標を達成するための実用的なソリューションを提供することが可能になります。

キンドリルのグローバル戦略的アライアンスリーダー、ジョバンニ・カラーロ氏は、「このパートナーシップにより、適切なデジタル基盤の構築を目指し、アプリケーションとデータのモダナイゼーションサービスを提供します。これにより、お客様のビジネス成長を全面的に支援できる」と述べています。

データブリックスの役割


一方で、データブリックスのコンサルティングおよびソリューション統合部門の副社長、ジェイソン・マッキンタイヤ氏は、データ・インテリジェンスに対する企業のニーズが高まっている現状を背景に、キンドリルが重要なパートナーとなることを期待しています。両社は、共通の顧客に対し、データの近代化を進め、ビジネス目標の達成を助けることを約束しています。

提供されるサービス


この提携により、キンドリルは次のような包括的なデータ、AI、およびモダナイゼーションサービスを顧客に提供します。

  • - データ基盤の確立とモダナイゼーション: エンドツーエンドのデータサービスを提供し、データブリックスの導入を支援します。これにより、データおよびデータアーキテクチャのモダナイズを実現し、データ品質やセキュリティの向上にも貢献します。

  • - AI導入の加速: データブリックスのプラットフォームを活用することで、機械学習や自然言語処理、コンピュータビジョンといった高度な機能を搭載したAIの展開を支援します。これにより、大量のデータから豊かなインサイトを引き出します。

  • - SAPデータの統合: SAP Business Data Cloudとデータブリックスを介して、エンタープライズデータを一元管理し、ビジネス価値を創出し生産性を向上させます。

  • - 分析インサイトの提供: 両社の専門知識を結集し、従来のシステムと最先端の分析技術を融合させ、ビジネスインサイトを提供します。

キンドリルとデータブリックスの新たな連携は、企業がデジタル化を加速し、競争力を高める一助となるでしょう。この詳細な戦略パートナーシップを基に、両社は次なるステージへ向かって加速していくことが期待されます。

詳細情報


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キンドリルの概要


キンドリル(Kyndryl)は、ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーであり、60カ国以上において数千の企業に対し、アドバイザリー、インプリメンテーション、マネージドサービスを提供しています。

会社情報

会社名
キンドリルジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
電話番号
03-6737-0000

トピックス(IT)

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