グリーンコープが新たに販売する余剰生乳バター
一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区)は、地域の酪農家の努力を活かし、余剰生乳を利用した新商品の販売を開始します。発売は7月20日から、名付けて「GC余剰生乳を大切にしたバター(食塩不使用)」です。この製品は、西日本を中心に活動する16の生協によって展開され、消費者にとっても家庭用として手軽に利用できるサイズのバターとなっています。
共生型酪農プロジェクトの推進
グリーンコープは「共生・循環型酪農プロジェクト」を立ち上げ、地域の酪農家と協力しながら持続可能な酪農を目指しています。このプロジェクトでは、耶馬渓ファームで育てられた乳牛から搾乳された生乳を使い、地域で循環する酪農の形を追求しています。生乳を無駄にすることなく、加工して「共生型」な社会を実現するための取り組みが展開されています。
余剰生乳とは何か?
日本の酪農は、牛乳の需要に応じて牛の飼育数を調整していますが、そのために余剰生乳がどうしても発生してしまうことがあります。余剰生乳は、農家にとって経済的な問題を引き起こす原因となり、そのまま廃棄されることもあるのが現実です。グリーンコープは、この余剰生乳を大切に扱い、適切な価格で酪農家から買取り、バターや脱脂粉乳として加工することで地域の酪農を支えています。
下郷農協との協力
「GC余剰生乳を大切にしたバター」は、グリーンコープが長年連携を結んでいる下郷農協の酪農家の生乳を使用しています。これらの酪農家は、国からの補助金を受け取らず、自立した酪農を目指しているため、余剰生乳を有効活用することが重要です。グリーンコープは過去にも業務用バターを生産してきましたが、消費需要に応じた家庭用サイズのバター開発は、より一層酪農家の支援につながるとしています。
消費者へのメッセージ
この新しいバターは、単なる調味料ではなく、地域の酪農家の努力を感じられる商品です。消費者は、このバターを通じて地域の農業を支え、持続可能な社会を応援することができます。国内生産にこだわり、添加物を控えた安心・安全な食材としても喜ばれることでしょう。
こだわりの製品開発
グリーンコープでは、消費者が安心して食べられる商品を目指しています。保存料や発色剤などの使用を避け、環境に配慮した包装に努めています。さらには、販売からその背景にある農家の顔が見える形での商品の提供を大切にしています。商品カタログには、アレルギー情報も明示されており、購入者が安心して選べるよう配慮されています。
商品情報
商品名: GC「余剰生乳を大切にしたバター(食塩不使用)200g」
販売価格: 九州・中国エリア1,156円(税込)、関西エリア1,192円(税込)
発売日: 7月20日(カタログ「GREEN20号」にて)
組織概要
グリーンコープ共同体は、九州を中心に多様な協同組合メンバーと共に、地域に根ざした持続可能な農業を目指して活動を行っています。消費者と生産者のつながりを大切にし、地域を豊かにすることを目指しています。
この新たなバターの登場により、私たちの食生活がどれほど豊かになるのか、その期待が高まります。地域の酪農家を支え、地元産品を大切にすることで、真の意味での「共生」を実現していくことができるでしょう。