新型コロナ時代に寄り添った医療サービス「SOKUYAKU」とは

新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活様式は大きく変わりました。特に、非接触や非対面のサービスが求められるようになり、医療分野でも迅速にデジタル化が進んでいます。そんな中、ジェイフロンティア株式会社が提供するオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス『SOKUYAKU（ソクヤク）』は、医療の新たな形を提案しています。

便利なオンライン診療の流れ

『SOKUYAKU』では、スマートフォンを通じて自宅やオフィスに居ながら診療を受けることができます。患者は事前にかかりつけの医師や薬局を登録し、アプリを使って簡単に予約を行うことが可能です。病院やクリニックでは、予約管理や問診票の管理といった機能も提供しており、医療機関側にとっても便利なシステムとなっています。

日本調剤との連携で医療のさらなる進化

特に注目すべきは、最近発表された日本調剤の電子版お薬手帳アプリ『お薬手帳プラス』とのサービス連携です。2024年10月から、日本調剤の全調剤薬局745店舗でSOKUYAKUが導入され、患者の利便性が大幅に向上することが見込まれています。アプリ内で、既に登録済みの『お薬手帳プラス』からSOKUYAKUへ簡単に遷移できる専用フローを設け、患者が日本調剤の店舗を簡単に登録できる仕組みも整えられています。

お薬手帳プラスが提供する機能

『お薬手帳プラス』は、お薬の情報を管理するだけでなく、健康管理に役立つ多彩な機能が搭載されています。登録会員数は2025年1月時点で225万人を超え、ユーザーは待ち時間を有効に活用できる処方箋送信機能などを利用可能です。また、体重や血圧、血糖値の記録ができる健康管理機能もあり、日々の健康をしっかりサポートします。

検診・通院記録も簡単に管理

さらに、通院記録や服用時間をアラームでお知らせする機能もあり、患者にとって使いやすい設計がされています。家族の薬情報をまとめて管理できる『家族管理』設定も可能で、登録したスマートフォン一つで、家族全員の健康情報を効率的に管理できます。

SOKUYAKUの今後の展開

ジェイフロンティア社は、今後も『SOKUYAKU』を通じて、オンライン診療や服薬指導の利便性を向上させるための取り組みを進めていく方針です。このサービスによって、今まで以上に身近で安全な医療を実現することを目指しています。

新型コロナウイルスが変えた生活様式の中で、医療もまた進化しています。『SOKUYAKU』を利用することで、私たちの健康管理がより簡単に、そして効率的に行えるようになることが期待されています。医療の未来がどのように進化していくのか、これからも注目していきたいと思います。