あいちレザー発進
2025-09-30 13:15:41

愛知県が誇る新しい牛革プロジェクト「あいちレザーものづくり」始動

愛知県が取り組む革新プロジェクト「あいちレザーものづくり」



愛知県で始まったプロジェクト「あいちレザーものづくり」は、牛の飼育から革製品の生産までを地域内で完結させる日本初の試みです。この取り組みは、愛知で育まれた牛の価値を最大限に引き出し、環境に配慮したサステナブルな製品を生み出すことを目的としています。

牛の命を大切にするものづくり


愛知県内では、牛の飼育が行われており、その副産物である皮は通常廃棄されてしまう現実があります。しかし、このプロジェクトではそれをアップサイクルし、バッグや財布、家具などの革製品に生まれ変わらせます。地域に根ざした企業が連携することで、牛の命を尊重しつつ高品質な製品を提供することを狙っています。

連携の力で実現するSDGs


「あいちレザーものづくり」の大きな特徴は、牧場から畜産会社、革メーカー、そして製品メーカーまで、すべてが愛知県内に集まり、緊密に連携している点です。このプロジェクトは「六次産業化の推進」や「地産地消」、「輸送による環境負荷の削減」といったSDGsに即した重要な意義を持っています。

愛知県独自のものづくり文化も、プロジェクトに活かされています。江戸時代から続く革製品の制作技術が今に受け継がれ、現代のニーズに合わせて進化しています。この伝統を守りつつ、新たな価値を創造することが求められています。

多彩な製品ラインナップ


また、このプロジェクトでは多様な革製品が展開される予定です。日常使いのバッグや財布、企業向けのアイテム、さらにはホテルやレストラン用のインテリア製品など、様々なシーンで活用できます。

安市では、第一弾として代表的な黒毛和牛「みかわ牛」を使用した2WAYリュック&トートバッグが発売されます。この製品は、創業106年を誇る老舗バッグメーカーによってデザインされており、革質やデザイン、機能性にこだわった逸品です。

参加企業とその想い


プロジェクトには、愛知県内の多くの企業が参加しています。例えば、豊橋市の「みかわ牛出社者協議会」は牛の飼育を行っており、その想いを受け取った皮革工場の職人たちが、細心の注意を払って加工を行なっています。

名古屋市の「川善商店」では、食肉の副産物を活用し、サステナブルな素材としてアップサイクルする技術が磨かれています。春日井市に位置する「有限会社シバ」の職人たちも、牛の命を大切に、製品作りに励んでいます。

このように、地域に根ざした企業同士が協力し、愛知の伝統と革新を融合させることで、新たなブランド力を築くことが期待されています。

まとめ


「あいちレザーものづくりプロジェクト」は、単なる革製品の生産にとどまらず、愛知で育まれた命や技術を大切にしながら、持続可能な社会を目指す斬新な取り組みです。今後の中長期的な展開にも注目が集まります。

詳しい情報や商品の購入については、Makuakeによるプロジェクトページをご覧ください。また、今後の製品リリースやイベントについては公式ウェブサイトで随時発信される予定です。


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会社情報

会社名
名古屋バッグ協同組合
住所
愛知県名古屋市中区栄三丁目22番26号末広会館3階
電話番号
052-241-8082

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