フードロス削減で地域活性化
2023-12-04 13:43:34
中京大学、フードロス削減で産官学連携!シェア冷蔵庫活用で地域活性化
中京大学、フードロス削減で産官学連携!シェア冷蔵庫を活用した地域活性化
中京大学経営学部の学生たちは、地域社会への貢献を目指し、フードロス削減に向けた産官学連携事業を推進しています。その取り組みの一つとして、同大学経営学部の齊藤ゼミでは、地元企業であるどんぐりピット合同会社と協力し、日進市に設置されたシェア冷蔵庫の稼働率向上を目指した企画を実施しました。
どんぐりピット合同会社は、地域住民が食品をシェアできる「シェア冷蔵庫」を運営しています。この冷蔵庫では、規格外野菜や余剰食品、飲食店で作った加工品などを売買することができ、食品ロス削減と地域経済の活性化に貢献しています。
齊藤ゼミの学生たちは、日進市の人口流入が多い状況に着目し、若い世代をターゲットにした商品販売企画を立案しました。その結果、日進市の人気飲食店であるPastaクオーレとのコラボレーションが実現。Pastaクオーレの人気商品である「食べるドレッシング」に、日進市で収穫された規格外野菜を使用することで、廃棄されるはずだった食材を新たな商品として再生することに成功しました。
このプロジェクトでは、学生たちがどんぐりピット、Pastaクオーレ、そして日進市農政課との連携を通して、規格外野菜の提供農家との交渉を行い、12月8日から12月21日の期間限定で「食べるドレッシング」を販売することに成功しました。
この取り組みは、食品ロスの削減だけでなく、地産地消の促進による地域経済の活性化にも貢献しています。規格外野菜を活かした商品販売を通して、地元の食の魅力を発信することで、地域住民と新住民とのつながりを深め、持続可能な未来を築くことを目指しています。
学生たちの熱意と地域企業との連携が奏功
中京大学経営学部の学生たちは、地域社会に対して高い関心を持ち、その課題解決に積極的に取り組んでいます。今回のフードロス削減プロジェクトは、学生たちの熱意と地元企業・飲食店との連携によって実現しました。学生たちは、大学で学んだ知識やスキルを活かし、地域社会に貢献できる喜びを感じています。
このプロジェクトは、地域社会への貢献だけでなく、学生たちの成長にも大きく貢献しています。学生たちは、企画立案から販売まで、様々な経験を通して、社会人としての責任感や協調性を育んでいます。
未来への期待
中京大学は、今後も地域社会との連携を強化し、フードロス削減や地域活性化に向けた取り組みを継続していきます。学生たちは、地域社会の課題解決に貢献することで、社会の一員としての自覚を高め、未来を担う人材へと成長していくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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学校法人梅村学園 中京大学
- 住所
- 愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2
- 電話番号
-
052-835-7139