企業の気候変動対応とコーポレートガバナンス: 執行部門と社外取締役の協働による企業の未来
近年、企業を取り巻く環境は大きく変化し、気候変動への対応は喫緊の課題となっています。投資家や社会からの要請も強まり、企業は単に事業を行うだけでなく、持続可能な社会への貢献が求められています。
この状況下で、企業の気候変動対策において、執行部門と社外取締役の連携がますます重要になっています。両者は異なる視点を持つ一方で、互いに協力し、企業全体の戦略を策定し、実行していく必要があります。
7月9日、リクロマ株式会社と株式会社レクタスパートナーズが共催するセミナーでは、このテーマについて深く掘り下げます。リクロマ株式会社代表の加藤貴大氏が、各企業のサステナビリティ担当者や役員の現状と取り組みについて解説し、株式会社レクタスパートナーズ代表の藤澤氏は、機関投資家や社外取締役の視点から現状を分析します。
本セミナーでは、以下の内容について議論を行います。
企業における気候変動対応の現状と課題
執行部門と社外取締役の役割と連携の重要性
機関投資家や社外取締役の期待と要求
執行部門と社外取締役が協働していくための効果的な方法
本セミナーは、気候変動対応に積極的に取り組む企業の経営層や担当者、社外取締役の方々に役立つ内容となっています。ぜひご参加ください。
リクロマ株式会社について
リクロマ株式会社は、「気候変動時代に求められる情報を提供することで社会に貢献する」を企業理念に掲げ、企業の気候変動対応を支援しています。
主なサービスは以下のとおりです。
コンサルティング: TCFD提言対応、温室効果ガス(スコープ1,2,3)算定・目標設定(SBT)、削減施策設定、ネットゼロへの移行計画など
社内勉強会: 気候変動に関する研修
* 気候変動の実働面のオペレーション支援/代行
リクロマ株式会社は、企業が気候変動対応を戦略的に進め、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、様々なサービスを提供しています。
セミナー概要
セミナー名: 気候変動対応とコーポレートガバナンス - 執行部門と社外取締役の協働による企業の未来 -
会場: Zoom
開催日時: 7月9日(木)14:00-15:00
開催時間: 60分
費用: 無料
申し込みURL: セミナー申し込みフォーム
本件に関するお問い合わせ先
リクロマ株式会社 マーケティング部
TEL: 050-1754-0114
E-mail:
[email protected]
企業の未来を左右する、気候変動対応とガバナンス: セミナー参加の感想
今回のセミナーは、企業の気候変動対応という喫緊の課題に対して、執行部門と社外取締役がどのように連携し、企業の未来を創造していくのか、そのヒントを与えてくれるものでした。
特に興味深かったのは、機関投資家や社外取締役の視点からの解説でした。彼らは単に企業の業績だけでなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みにも注目しており、企業の気候変動対応に対する期待は非常に高いことを改めて認識しました。
また、リクロマ株式会社代表の加藤氏の講演では、企業におけるサステナビリティ担当者や役員の現状と課題について、具体的な事例を交えて解説いただきました。現状では、多くの企業において気候変動対策は十分に進んでいるとは言えない状況であり、企業が積極的に取り組むことの必要性を強く感じました。
一方、株式会社レクタスパートナーズ代表の藤澤氏の講演では、機関投資家や社外取締役が企業に対してどのような情報を求めているのか、具体的な事例を交えながら解説いただきました。特に、企業が気候変動への対応をどのように戦略的に進めているのか、具体的な計画や目標設定、そしてその達成に向けた取り組みについて、透明性と具体的な数値目標を示すことが重要であるというメッセージは印象的でした。
本セミナーを通して、気候変動対応はもはや企業にとって避けては通れない課題であり、経営層や担当者は積極的に取り組む必要があることを改めて認識しました。また、執行部門と社外取締役がそれぞれの立場を理解し、協力することで、企業はより効果的に気候変動対応を進め、持続可能な社会の実現に貢献できるのではないかと感じました。
今後、企業は、気候変動対応を単なるコスト負担と捉えるのではなく、新たなビジネスチャンスや成長の機会と捉え、積極的に取り組んでいく必要があるでしょう。そのために、今回のセミナーで得られた知見を活かし、自社の気候変動対応戦略を見直し、より具体的な行動計画を策定していくことが重要です。