デジタルサイネージ「Signadia」が港区立青山中学校に登場!
株式会社ジェイアール東日本企画が、港区と港区立青山中学校の協力のもと、デジタルサイネージ機器「Signadia」を試験導入したことを発表しました。このデジタルサイネージは、準天頂衛星システム「みちびき」を利用して、災害や危機管理に関する通報を受信する能力を持っています。
「Signadia」の特徴
「Signadia」は、特に災害時の情報伝達に特化したデジタルサイネージです。このシステムは、地震や津波などの情報を「みちびき」から直接受信し、情報をリアルタイムで表示することが可能です。これにより、地上の通信回線が断たれた場合でも、必要なメッセージや警告を迅速に届けることができます。通常時には、学校の掲示板としての役割も果たし、様々なお知らせや地域の情報を発信する際にも利用できます。
地域安全への貢献
近年、自然災害の頻発が懸念されており、通信が途絶えてしまうことによる情報の取得困難が大きな課題となっています。株式会社ジェイアール東日本企画は、JR東日本グループの一員として、地域の安全を最優先に考え、これまでの知見を活かして技術の普及に努めています。今回の導入は、地域の教育機関が抱える情報提供の課題を解決し、地域全体の安全性向上に寄与することを目的としています。
導入に向けたステップ
今回の試験導入は2024年11月から始まり、港区立青山中学校の正面玄関に設置されます。この校舎は災害時の避難場所にもなっており、情報伝達ツールとしての機能確認も重要です。また、同じく2024年11月3日には、主に防災訓練において「Signadia」の実演が行われ、その効果や利便性が理解されることを目指します。このデモでは、実際に「みちびき」からの試験データが災害通報として表示される予定です。
今後の展望
試験導入から得られたフィードバックをもとに、さらなるバージョンアップを行い、学校や地域における災害情報の迅速な伝達を実現することが目標です。また、今後は他の教育機関や地域への展開も考慮しており、より多くの場所で「Signadia」の種々の機能を活用し、地域災害対策の強化に努めていく方針です。
まとめ
「Signadia」は、地域の安全を守るために設計された革新的なデジタルサイネージです。災害時でも迅速に情報提供が可能なシステムの導入は、港区立青山中学校での安全対策の一環となるでしょう。今後の展開に注目の価値があります。
お問い合わせ先
本件に関する問い合わせは、株式会社ジェイアール東日本企画のメディアソリューション本部デジタルサイネージ事業局にご連絡ください。