防衛分野の新たな展望が広がる「DSEI Japan 2025」でのMattermostの役割とは

DSEI Japan 2025とは？

2025年5月21日から23日まで、幕張メッセで開催される「DSEI Japan 2025」は、日本における防衛・セキュリティ業界の国際展示会です。世界中の関係者が集まり、技術革新や戦略的なパートナーシップについて意見を交換します。全体的なテーマは、「先進技術によるインド太平洋の安全保障強化」です。この重要なイベントに、Mattermostが出展することが決定しました。

Mattermostの出展背景

Mattermostは、2025年のRSAカンファレンスでCyber Defense Magazine主催の「Global InfoSec Awards」において、2つの賞を受賞しています。これらの受賞は、同社のサイバーセキュリティ技術が特に革新性と実用性において高く評価されたことを示しています。この結果を受けて、Mattermostは防衛およびセキュリティ分野における取り組みをさらに強化する方針です。

株式会社ヴィセントが、Mattermostの日本での公式代理店としてこの出展を支援します。

「コミュニケーション」がもたらす備えとパートナーシップ

DSEI Japan 2025では、Mattermostが提案するのは、「安全・即応・信頼性のあるデジタル連携基盤」です。防衛・安全保障の現場においては、プロジェクトが迅速かつ多国間の協力を求められるため、任務の進行にリアルタイムで対応できるコミュニケーションが不可欠です。現実には、多くの組織がメールや市販アプリに依存し、即応性やセキュリティに問題を抱えています。

次世代コミュニケーションの条件

即応可能なコミュニケーションには、次のような条件が求められます：

- 機密情報を保護する高度なセキュリティ
- エアギャップや通信環境の制約に対応可能な柔軟性
- 即時性とチーム間での正確な同期

インド太平洋地域で進展するデジタル変革においては、「統制・主権・信頼」が重視される傾向があります。各国要素が、自国のデータ保管や通信の監査を重視し、クラウドからの独立運用を求める中、Mattermostのオープンソースで構築可能なセルフホスト型プラットフォームが求められています。

国際協調を支える「フェデレーション型コミュニケーション」

DSEI Japanにおける国際連携も重要です。日本の陸海空サイバー宇宙の各領域での協力が強化されており、Mattermostは、このような異なる通信環境を安全に統合するフェデレーション機能を持つソリューションとして注目されています。

AIや自律システムが進化する現在を迎え、「人と人」「組織と組織」をつなぐセキュアなコミュニケーション基盤の必要性が再認識されています。