DESIGNART TOKYO 2020
2020-04-22 15:40:02
新型コロナ時代の展望とDESIGNART TOKYO 2020の支援プログラム
新型コロナ時代の展望と支援プログラム
日本最大級のデザイン&アートの祭典「DESIGNART TOKYO 2020」が、出展支援プログラム「OVER 2020」の導入を発表しました。このプログラムは、新型コロナウィルスの影響を受けたクリエイターやアーティストにとって大きな支援となります。
昨今、経済優先の消費社会は転換期を迎えています。新型コロナによる影響で、私たちは「ものづくり」や「消費」の在り方を再考する重要な時期に立っています。創作側だけでなく、見る側、消費する側が新しい価値を見出し、何が本当に愛されるべきものなのかを再確認することが求められています。これに応える形で、DESIGNARTTOKYO 実行委員会は出展者のための支援プログラムを充実させることにしました。
「OVER 2020」のプログラムでは、初年度から続けている若手支援プログラム「UNDER 30」に加え、出展費が免除される特典が設けられています。これにより、前向きにものづくりに取り組むクリエイターたちが自らの作品を発表し、成功へと導くためのサポートが強化されました。
エントリーの受付は2020年5月10日まで延長され、新しいアイデアやチャレンジが多くの人々に刺激を与えることが期待されています。出展に関する詳細情報は公式サイトから確認できます。
注目のアーティスト紹介
DESIGNART TOKYO 2020に参加予定の注目のクリエイターたちにも耳を傾けてみましょう。
板坂諭の「Stump Chair」
日本を代表するプロダクトデザイナーの板坂諭が関わる「Stump Chair」は、アップサイクルの理念から生まれた椅子です。ファストファッションによって大量に余ってしまう生地を使用し、美しさと強度を併せ持つこのプロダクトは、新しい形での再利用を提案しています。板坂は、この椅子を通じて現代の重要課題に取り組んでいます。
フィリップ・ボードゥロックのアート
フランスのアーティスト、フィリップ・ボードゥロックは、オイルチョークによる大胆かつ繊細な作品で注目されています。彼の作品は、グラフィティアートから得た経験を基に自然と対峙する姿勢が色濃く表現されています。
アルテックの「ロープ チェア」
フィンランドのブランド、アルテックは、「ロープ チェア」を発表します。この椅子は、海で使われるロープを素材にした独特なデザインを特徴とし、アートとテクノロジーの融合の象徴です。
DESIGNART TOKYO 2020開催概要
この祭典は、2020年10月23日から11月3日まで開催され、東京の様々なエリアで行われます。来場者数は約20万人を見込んでおり、100以上の会場でクリエイターたちの革新的な作品が展示されます。公式サイトでは、参加クリエイターや最新情報を随時更新しています。
DESIGNART TOKYOは、新型コロナウィルスの影響で内容が変更される可能性もありますが、その中でもクリエイティビティを発揮し、多くの人々に新たな価値を提供するために、「OVER 2020」プログラムを通じて支援を続けていきます。
会社情報
- 会社名
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株式会社デザイナート
- 住所
- 東京都港区南青山2-15-19フジハイツ402
- 電話番号
-
03-6804-3819