LAOWA 9mm T5.8 VV Cine
2025-04-11 11:31:52

超広角を実現したLAOWA 9mm T5.8 VV Cineレンズの登場

非魚眼の最広角レンズ、LAOWA 9mm T5.8 VV Cineの魅力



株式会社サイトロンジャパンが新たに手がける「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、シネマ市場で全く新しい視点を提供する超広角レンズです。このレンズは、特にVista Visionフォーマットに対応しており、134.8°という驚異的な画角を誇ります。直線がそのまま描写されるため、今まで挑戦が難しかった狭い空間での撮影も、容易にこなすことが可能です。

動画制作に特化した設計



この新しいレンズのポイントは、その特異な設計です。シネマ撮影に受け入れられる美しいパースペクティブを実現しており、ドラマチックな映像表現を可能にします。Vista Visionに必要なイメージサークル径φ46.31mmをカバーしているため、業務用カメラであるRED Raptor 8K VVやAlexa LF Open Gateとも互換性があります。これにより、撮影の幅が広がるだけでなく、多様なシーンでの活用を見込めます。

近接撮影の新たな可能性



最短撮影距離が12cmとなっているため、近接撮影にも対応しています。これにより、被写体に近づくことで前景の要素を強調し、シーンに深みを与えることができます。この機能は、マクロ的な表現が求められる場面でもその力を発揮します。従来の超広角レンズでは難しかった、魅力的なボケ味を持った構図を手に入れることが可能です。

卓越した画質



低ディストーション設計により、レンズの中心から周辺部まで高いシャープネスを保ち、色収差も抑えられています。これにより、コントラストの高い映像をクリアに表現できるため、プロフェッショナルな映像制作においても安心して使用できます。色にじみを最小限に抑えた画質は、視聴者を引き込むための重要な要素です。

コンパクトで軽量なデザイン



「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、軽量でありながら高い汎用性を誇ります。ジンバルやドローン、手持ち撮影、そしてリグ等、さまざまな機材に取り付けることができますので、特に動きのあるシーンやスムーズなカメラワークを必要とするビデオ撮影でそのパフォーマンスを活かせます。

さまざまなマウントで対応



多様なセッティングに対応するため、各種マウント(Arri PL, Sony E, Nikon Z, Canon RF, L Mount)が用意されています。この柔軟性は、異なる撮影環境においても強力に機能する要素です。

まとめ



「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、2025年4月11日から受注開始され、予想市場価格は税込330,000円程度です。クリエイティブな映像制作において、広角の特性をフルに活用したい映像作家やプロフェッショナルたちにとって理想的なレンズといえるでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。

発売元情報や製品に関する詳細は、公式サイト LAOWAにて確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社サイトロンジャパン
住所
東京都新宿区西落合3-9-19
電話番号
03-6908-3327

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