IBM TechXchange 2025: 女性エンジニアの革新
2025年10月6日から9日までの間、アメリカのフロリダ州オーランドで開催された「IBM TechXchange 2025」において、当社の江澤美保さんが日本IBMの女性エンジニア3名とともに登壇しました。このイベントは、AI技術の可能性を探るための重要なプラットフォームであり、特に女性技術者がどのように技術革新に貢献できるかをテーマにしています。
講演の主題
江澤さんは、講演の中でIBMのWatsonx Orchestrateを利用したカスタムAIアシスタントの構築について説明しました。このAIアシスタントは、女性技術者の実績に基づくキャリアアドバイスを提供することを目的としており、総計100件以上の具体例に基づいて構築されています。
AIアシスタントの特徴は、ユーザーごとにカスタマイズされた情報を提供する能力です。これにより、各個人の技術的背景や志向に合った支援が行われます。講演では、AIアシスタントの技術的な構築プロセスや、オーケストレーションフローについても詳しく触れられました。
AIによる多様なキャリア支援
AI技術は、多様性のあるキャリアを支援するための強力なツールとして位置づけられています。江澤さんとその仲間たちは、AIがどのようにして個々人のキャリア形成を支援できるかを具体的な事例をもとに示しました。たとえば、AIはユーザーに対して適切なスキルを提案したり、今後のキャリアパスを予測したりする機能を持っています。
当日の様子
イベント当日、参加者たちは熱心に講演を聴き、質疑応答セッションでは活発なディスカッションが繰り広げられました。また、他の講演者たちともネットワーキングの機会があり、AIに関する様々な知見や技術を持った専門家との交流が実現しました。
今後の展望
IBM TechXchange 2025は、技術者としてのキャリアにおける新たな可能性を広げるだけでなく、女性のリーダーシップを推進する重要な場であることが再確認されました。今後も多くの技術革新が期待されており、AIがどのようにその役割を果たしていくか、引き続き注目していきたいと思います。
このような取り組みは、女性技術者の活躍の場を広げるだけでなく、AI技術がもたらす社会的な影響をも考える貴重な機会となりました。今後のIBMの活動にも期待しましょう。