東陽テクニカ、EV充電評価
2024-07-12 11:40:41

東陽テクニカ、EV充電評価サービスでNACS規格対応開始!グローバルなEV普及拡大に貢献

東陽テクニカ、EV充電評価サービスでNACS規格対応開始!グローバルなEV普及拡大に貢献



株式会社東陽テクニカは、テュフ ラインランド ジャパン株式会社との共同で提供している「電気自動車(EV)充電評価サービス」において、北米で採用が進んでいるNACS規格(SAE J3400)に対応した評価サービスを2023年7月24日より開始しました。

世界中でEVが普及拡大する中、各メーカーは各国の充電規格に対応すべく開発を進めていますが、実際には特定のEVと充電器の組み合わせで充電ができないといった不具合も発生しています。安全性や信頼性の向上を目的としたEV充電評価の需要は高まっており、東陽テクニカは2023年9月に「EV充電テストラボ」を開設し、評価サービスを開始しました。

このラボでは、乗用車だけでなく大型車や充電器の評価試験を実施しており、顧客からは「挙動が細かくわかる」「今までにないレベルで信頼性の高い制御を作り込むことができた」といった声が寄せられています。

北米で採用が拡大しているNACS規格への対応は、多くのメーカーから喫緊の課題として挙げられていました。東陽テクニカはEV充電テストラボでの調整を重ね、NACSの急速充電、普通充電の双方に対応した試験評価サービスの受託を開始しました。

東陽テクニカは、EV市場の急速な普及において、世界各国の自動車メーカーのEVの信頼性向上に貢献することで、脱炭素社会の実現を目指しています。

「電気自動車(EV)充電評価サービス」の特長



東陽テクニカR&Dセンター内「EV充電テストラボ」にて実施
屋内で実車の評価ができ、開発中の製品も高いセキュリティ環境で評価試験が可能
工業製品の安全試験・認証を提供するテュフ ラインランド ジャパンと、最先端の計測ソリューションを提供する東陽テクニカが、豊富な知識と経験に基づいて試験サービスを提供

評価可能な範囲



充電規格
急速充電:NACS、CCS Type1/Type2、CHAdeMO、GB/T 27930-2011/2015
普通充電:NACS、IEC61851-1、SAE J1772、GB/T 18487.1-2015Annex A(AC)
電源容量:1,000V/500A/350kW (実際に試験可能な範囲は充電規格により異なります)
コンフォーマンス:ISO 15118-4/-5、DIN 70122、CharIN test cases、GB/T 34657.1/2 DC、GB/T 34658 DC

東陽テクニカについて



東陽テクニカは、1953年の設立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してきました。事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献しています。

テュフ ラインランド ジャパン株式会社について



テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、ドイツに本社をおくテュフ ラインランド グループの日本法人です。1978年に日本駐在事務所を開設し、第三者検査機関として、ドイツをはじめヨーロッパ諸国、その他海外へ輸出される工業製品の安全試験・認証を提供しています。また、日本においても担当省庁の許可・指定により国内向けの評価サービスを展開しています。

対象となる製品は、電気・電子機器や産業用機械、医療機器や自動車、玩具・生活用品など幅広い分野にわたります。さらに、ISO 9001や14001など、マネジメントシステムについても、欧州最大級の認証機関であるTÜV Rheinland Certのメンバーとして監査・認証を行っています。ますます加速する科学技術の進歩とともに、再生可能エネルギー分野など新しい分野についても、常に最新の評価サービスを提供しています。



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