『カルクチャット』新機能
2025-06-23 07:49:18

中小企業向けAIチャットボット『カルクチャット』、社内DB連携機能を導入

中小企業のデータ活用を加速する『カルクチャット』



株式会社MAKOTO Primeは中小企業向けに開発された生成AIチャットボット『カルクチャット』に、社内データベースとの直接連携機能を追加しました。この新機能の導入により、企業は専門的なプログラミング知識がなくても、日常用語で指示を出し、即座に顧客データや売上データの集計と分析が行えるようになります。これにより、データに基づく迅速な意思決定が可能となり、企業の競争力を高める手助けをします。

開発の背景



中小企業は日常の業務を通じて多くの貴重なデータを蓄積していますが、そのデータの有効利用には困難が伴っています。分析を行う専門人材が不足していたり、高価な分析ツールの導入にはさらなる投資が必要となることが課題とされています。また、データが社内で散在化してしまうことも、経営における判断を遅らせる要因となっています。MAKOTO Primeはこうした問題を解決し、中小企業が「AIベース経営」を実現できるような環境を整えるため、この新機能の開発が行われました。

主な特長



1. 自然言語による操作


『カルクチャット』は企業の内部データベースにアクセスし、利用者が任意の指示を自然言語で入力することができ、それに基づいてデータの抽出や分析を自動的に行います。例えば、「東京支店と大阪支店の先月売上を比較してください」といった指示を入力するだけで、AIは必要なデータ分析を実行し、結果をレポートとしてまとめます。

2. 全社的なデータ活用の推進


この機能により、経営層から現場の営業担当者に至るまで、各職種がデータに容易にアクセスすることで、業務に役立てることが可能になります。これにより、データに基づいた迅速な意思決定が促進されます。

3. 幅広いデータソースへの対応


既存のExcelやスプレッドシートのデータのみならず、MAKOTO Primeが提供するAI-OCRサービス『カルクペーパー』と連携することで、紙媒体の帳票からもデータをデジタル化し、分析対象として活用することができます。これにより、アナログからデジタルへのスムーズな移行が実現され、業務のDXを進めることが可能です。

活用シナリオ例



例えば、経営者が出張中の移動中に、『カルクチャット』を利用してその日の売上をまとめることができます。普段利用しているコミュニケーションツール(LINEやSlackなど)を通じて、「本日登録分の売上を要約してください」と指示します。すると、『カルクチャット』は社内データベースからその情報を引き出して分析し、要約したレポートを送信します。このプロセスにより、リアルタイムな経営判断が可能となります。

今後の展望



MAKOTO Primeは今後も、『カルクチャット』をはじめとするAIソリューションを提供することで、中小企業の生産性向上と競争力強化を支援していく方針です。新たに導入された社内データベース連携機能を契機に、より多くの企業が「AIベース経営」を身近に感じられるよう、継続的にサービスの開発と改善を進めていく予定です。

まとめ



『カルクチャット』は、中小企業が抱えるデータ利用の課題を解決するために設計された強力なツールです。専門知識が不要で、誰でもが自分のビジネスに必要な情報を迅速に引き出し、新たなインサイトを得ることができます。これにより、企業の業務効率化と顧客満足度の向上を目指し、さらなる活用が期待されています。

詳しくはMAKOTO Primeのウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社MAKOTO Prime
住所
仙台市若林区清水小路6-1
電話番号
022-352-8850

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