株式会社三景が描く未来: 環境意識を高めるグローバル戦略
株式会社三景は、1960年に風呂敷の名入れからスタートし、約70年の歴史を持つ企業です。本社は愛知県名古屋市に位置しており、代表取締役は倉澤寛氏です。創業以来、「つつむことは、愛すること」という理念を掲げ、日本の包む文化を大切にしながら、素材を不織布に移行し、より多様な用途の製品を展開してきました。
環境への配慮と新たな挑戦
三景の未来を見据えた戦略は、環境問題への取り組みにも及びます。三重県いなべ市の大安工場とベトナム工場が重要な拠点であり、この大安工場は2025年に「いなべSDGs推進事業者」として登録されます。これは、地域のSDGs認定に通じるもので、環境に優しい高機能包材の製造を促進しています。
特に注目すべきは、三景が開発した環境配慮型不織布です。この素材は植物由来やリサイクル原料を使用し、自社技術を駆使して実現されています。また、土壌や海中で分解可能な生分解性素材も採用し、環境への負荷を軽減することを目指しています。
海外市場への進出
倉澤社長は、SDGsの浸透により包装資材の価値観が変わったと感じており、かつての「安ければ安いほど良い」という考え方が通用しなくなっていると強調しています。その背景には、国際的な競争力を持つための大きな転機が存在しました。それは、2024年2月にベトナムに進出した日系企業から要望が寄せられたことです。
「現地でも環境配慮型の包材を提供してほしい」という声は、三景にとって新たなビジネスチャンスとなりました。この動きが、海外展開のきっかけとなり、2025年11月にはベトナム工場が稼働する運びとなります。ここは、東南アジア全域における環境包材の中心的な役割を担うことになるでしょう。
100年企業の目指す商業哲学
三景は、創業100年を目指し、今後も挑戦を続ける姿勢を忘れません。倉澤社長は、海外進出する決断がなければ、従来通りの活動を繰り返していた可能性が高いと語ります。しかし、この新たなステージに立つことで、国際的な視野でビジネスを展開し、従業員の幸福を実現することに近づいたと感じています。
三景の使命は、日本の伝統的な「つつむ」文化を、地球に優しい形で世界へと広げることです。未来には、国境を越えて様々な製品と人々の心をつなぎ、持続可能な社会に貢献する企業として成長していくことでしょう。
会社概要
株式会社三景は、愛知県名古屋市に本社を構え、不織布製品の企画・製造・販売を手掛けています。創業以来、風呂敷メーカーとして高品質でサステナブルな包装ソリューションを提供し続けています。今後も「温故知新」の精神で新しい挑戦を続けていくことに注力していく方針です。
お問い合わせ先
所在地: 愛知県名古屋市北区清水一丁目6番9号
電話番号: 052-951-2738(総務部)
公式サイト
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