奈良県葛城市教育委員会は、小中学校と保護者間のコミュニケーションを円滑化し、教職員の業務効率化を図るため、Classi株式会社が提供する保護者連絡サービス『tetoru』の自治体連絡機能を導入しました。
『tetoru』は、学校現場の業務効率化と教育の質向上を目的としたコミュニケーションツールで、全国の小中学校の1割超にあたる約4,300校に導入され、児童生徒登録者数は170万人を超えています。学校と保護者の連絡機能は無料で利用でき、オプションとして教育委員会から保護者への一斉連絡機能や集金機能も提供されています。
葛城市では、市内小中学校7校(登録児童生徒数4,888人)に『tetoru』の自治体連絡機能が導入されました。これにより、教育委員会から市内の小中学校に通う保護者へ直接情報を配信することが可能となり、緊急時の迅速な情報共有や重要なお知らせの確実な伝達が可能になりました。
また、紙の配布物に頼らないデジタル化により、年間のプリント削減による環境負荷の軽減や、配布作業の削減による教職員の負担軽減も実現しています。葛城市教育委員会は、警報発令時等の緊急情報の配信に手間と時間がかかっていた課題を解消し、迅速な情報伝達を実現できることを高く評価しています。
『tetoru』の導入により、葛城市では教育委員会と保護者間のコミュニケーションが活性化し、より円滑な情報共有が可能になることが期待されています。今後、市内のイベント情報など、様々な用途で活用される予定です。