IOWN® APNの検証
2026-03-04 15:30:45

次世代オフィスモデルの実現に向けたIOWN® APNの検証結果

次世代オフィスモデルの実現に向けたIOWN® APNの検証



2026年3月4日、NTTドコモビジネス、ドコモソリューションズ、アーバンソリューションズ、ファシリティーズの4社は、次世代ネットワーク技術であるIOWN® APNを活用した新しいオフィスモデルの検証を実施しました。この取り組みは、高度なICT機器をオフィス外に集約し、これまでの制約を打破することを目指しています。

背景


近年、計算機資源の活用を通じて業務効率化や生産性向上が求められ、多くの企業でBIMやAIを利用したプロジェクトが進行中です。しかし、高度なICT機器をオフィス内に設置するためには、消費電力や設備の条件が厳しく、これが大きな課題となっています。オフィス回帰が進む現在では、ワーカーのパフォーマンス最大化、円滑なコミュニケーション、また人材獲得の観点で、ICT環境の整備がさらに重要視されています。

このような状況を踏まえ、外部のデータセンターで高度なICT機器を利用し、オフィスから遠隔で活用する試みが有効であると考えられています。

本検証の概要


本検証のため、NTTドコモソリューションズのデータセンターと秋葉原にある「未来のオフィス 4×SCENE®」、田町にある共創空間「FL@T®」をIOWN® APNで接続し、特にGPUマシンを用いたBIM環境を構築しました。オフィス側には次の3つのシステム構成が用意されました:

1. 非圧縮伝送構成:IOWN® APN 100Gbps回線を使い、高精細映像を非圧縮で伝送。
2. 圧縮伝送構成:IOWN® APN 10Gbps回線を利用し、高精細映像を圧縮して伝送。
3. 一般的インターネット回線:比較用として一般的なインターネット回線が使用されました。

このデモでは、10社の協力を得て動画視聴やデータ転送、BIMソフトやPCゲームの操作が行われ、IOWN® APNの有用性が検証されました。

検証の成果


検証に参加した企業からは、IOWN® APNによる遠隔作業の操作性について高い評価を得ました。「画質」「映像の滑らかさ」「データ転送速度」等、100Gbpsおよび10Gbps回線ともに90%以上の好評価がありました。特にゲーム開発や設計領域において、データセンターでの高性能なGPUマシンによる運用が、業務効率向上に寄与すると期待されています。

また、ほとんどの企業がサーバー室の削減によるオフィス環境の向上や、高度なICT環境を整備したオフィスが人材獲得に役立つとの意見が寄せられました。この検証を通じて、オフィス内外でのICT機器の集約が大きな効果を生む可能性が示されました。

今後の展開


本検証で得られた成果は、NTTドコモビジネスが運営する共創ワークプレイス「OPEN HUB Park」に展示され、さらなるフィードバックを集める予定です。また、これに基づき、NTTグループが掲げる「光の街」づくりに向けての技術面、ビジネス面での検討も進められます。将来的には光電融合技術の導入も視野に入れ、超低消費電力化の実現を目指します。

この新たなオフィスモデルの検証は、次世代の働き方を支える重要な一歩となることでしょう。


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会社情報

会社名
NTTドコモソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南1-9-1NTT品川TWINSアネックスビル
電話番号
03-5796-4139

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