小学生のキャリア教育
2025-12-05 15:03:32

小学生向けに未来のまちをデザインするキャリア教育授業を実施

小学生向けに未来のまちをデザインする授業を実施



2025年11月28日、東京都荒川区にある第九峡田小学校で、株式会社シナスタジアが特別授業「未来のまちをデザインするしごと」を行いました。これは、東京都が推進する「小中学生起業家教育プログラム」の一環として実施されたものです。このプログラムでは、次世代を担う子どもたちに起業や職業についての理解を深めてもらうことが目的です。

3D都市モデルによるまちづくりの学び


授業では、前橋市の3D都市モデルを用い、実際に建物の高さや街区構造が景観に与える影響をリアルタイムで確認できる「景観まちづくり支援ツール」を活用したデモンストレーションが行われました。これにより、子どもたちは3Dで“まちの姿”を理解し、その未来を考える手助けを受けることができました。

授業の進行


授業は、有年亮博代表取締役CEOによる自身の小学生時代や、起業の経緯を紹介する話から始まりました。有年は「好きなことや多様な経験が、いつか未来の仕事に結びつく」というメッセージを子どもたちに伝え、彼らの好奇心を刺激しました。その後、3D技術を使った“まちの見え方”に関するデモやディスカッションが行われ、以下の内容が紹介されました。

  • - 建物の高さの変更による街の見え方の変化
  • - 広告物の設置が街の印象に与える影響

これらの課題を通じて、子どもたちは高度なシミュレーション技術に強い興味を持ちました。

STEAM教育との連携


シナスタジアは、まちづくりの経験を教育分野へと積極的に応用していくことを目指しています。特に、「まちづくり」と「プログラミング的思考」を同時に育むSTEAM教育に注力しており、3D都市モデルを利用した空間理解や、構造・ルール・因果関係を読み解く力を育成していくという方針です。このような教育活動を通じて、子どもたちが3D技術との出会いを通じて自分のまちを理解し、未来を描く力を育つことに貢献していきます。

代表の言葉


有年社長は「3Dでまちを視覚化することで、街の成り立ちや課題を直感的に捉えられることがわかります。今回の授業では、子どもたちが3Dモデルに触れ、夢中になっている姿を見て嬉しく思いました」とコメントしています。また、3D都市モデルは“まちづくりの仕組みを理解する力”と“プログラミング的思考”を同時に育むことができるため、STEAM教育としての可能性も高いと話しました。シナスタジアは、今後も技術を社会に還元し、教育分野への貢献を続けていくつもりです。

シナスタジアについて


株式会社シナスタジアは、「先進技術で描く、人と空間の新しい関係」をビジョンに掲げ、空間コンピューティング技術を核にした都市・交通・インフラ分野におけるデジタルソリューションを提供しています。景観まちづくり支援ツールや交通・観光体験ソリューション「RideVision」、不動産・都市開発DXプラットフォーム「ZEKUU PLACE」などを手掛け、まちづくりのデジタル変革を推進しています。


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会社情報

会社名
株式会社シナスタジア
住所
東京都中央区日本橋小綱町19-8
電話番号

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