鹿児島空港のトレルナ
2025-11-21 13:47:05

鹿児島空港における生理用ナプキン常備サービス「トレルナ」の導入と調査

鹿児島空港における「トレルナ」設置の意義と取り組み



2025年11月7日、女性の活躍推進に取り組んでいる衆議院議員・宮路拓馬氏が鹿児島空港において、生理用ナプキンを無料で提供するサービス「トレルナ」の設置現場を視察しました。このサービスは、株式会社ネクイノが展開しており、空港などの公共施設で女性が急に生理になった際に便利に利用できるよう配慮されています。

トレルナとは



「トレルナ」は、トイレの個室内に生理用ナプキンを常備し、必要な時に無料で利用できるという新たなサービスです。利用者はスマートフォンの専用アプリを通じて、トイレ内のディスペンサーからナプキンを受け取ります。このシステムは、サインやQRコードを使用して、使いやすさを追求しています。

実施内容と現地視察



視察当日は、宮路議員がトレルナの仕組みやサービスの概要を説明を受け、合わせて空港職員からのヒアリングを行いました。特に設置後の利用状況や利用者からのフィードバックが重要視され、地域住民や訪問者がこの取り組みに対してどのように受け止めているのかが議論されました。鹿児島空港は多くの旅行者が利用する重要な拠点であり、トレルナが導入されることは、地域の福祉や健康に寄与する大きな一歩となります。

宮路議員の見解



宮路議員は「鹿児島の玄関口である空港において、生理用ナプキンが簡単に手に入る仕組みの導入は、社会にとって非常に大きな意味を持つ」とコメントしました。また、これまで生理についてオープンに語ることが難しかった環境への光を当てる、良い機会だと述べました。特に「生理はすべての人に関わる問題である」という視点から、社会全体の理解を深める重要性を強調しました。

トレルナの設置概要



トレルナは、鹿児島空港の国内線ターミナルビルの様々なトイレに設置されています。具体的には、1Fから3Fのお客様用トイレや、1Fおよび4Fの従業員用トイレに合わせて30台が設置されています。サービスは2025年10月22日より開始され、全国的な展開も視野に入れた計画が進められています。地域のために、さらなるトイレット環境の充実を目指して活動しています。

今後の展開と呼びかけ



トレルナの「あなたが必要とする一枚を社会のあたりまえに」というメッセージのもと、公共の場における生理用ナプキンの常備が新しい時代の常識として定着しつつあります。トイレというプライベートな空間の中でも、大切なコミュニケーションの場となり、さらなる全国展開を進めていく方針です。さらに、企業や学校、公共施設への設置を促進し、社会全体の理解を一層深めていくことを目指しています。

トレルナの公式ウェブサイトでは、設置場所やパートナー募集に関する情報も発信されており、共感いただける事業者からの問い合わせも受け付けています。生理に関する新しい常識をつくるために、一緒に行動することが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社ネクイノ
住所
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 WeWork 御堂筋フロンティア
電話番号
06-6147-9556

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