シェアサイクルサービスとして知られる『チャリチャリ』が、福岡県警察が主催する「春の交通安全県民運動」に参加して、地域における交通安全の重要性を訴えました。自転車の利用促進と交通ルールへの意識向上を目的としたこの街頭キャンペーンは、2025年4月3日(木)にJR千早駅周辺で行われ、地域住民に自転車の利用を促す良い機会となりました。
『チャリチャリ』は2018年から福岡でサービスを開始し、その後全国9都市に拡大しました。現在、約7,900台の自転車と1,800以上の駐輪ポートを運営し、利用者数は3,200万回を超えています。これらの成長を支えるために、同社は地域に根ざした公共交通手段として責任を持ち、利用者や地域の皆さんに安心・安全なサービスを提供することを目指しています。
今回の街頭キャンペーンでは、福岡県警の一日警察署長に任命されたライジングゼファー福岡の中村太地選手が参加し、交通ルールの周知に努めました。また、マスコット「神くん」や福岡県警のキャラクター「ふっけい君」も登場し、キャンペーンの盛り上がりを後押ししました。参加者は白バイやミニパトカーに乗る体験ができると共に、交通安全に関する啓発物を手にすることができました。
『チャリチャリ』は、自転車を使った移動を日常的なものとし、利用者が安心してサービスを利用できるよう、交通ルールの理解促進に力を入れています。雨の日や混雑した場所での移動といった日常のさまざまなシーンで、自転車が利用されることを目指し、サービスの拡充だけでなく、地域社会の事故防止にも寄与したいと考えています。
福岡を拠点とする『チャリチャリ』は、現在福岡市だけでなく、名古屋や東京、熊本など多くのエリアにサービスを展開し、「ちょっとそこまで」の移動手段として重宝されています。アプリでの簡単なロック解除と1分単位での料金設定により、どこでも手軽に利用することが可能です。
さらに、同社はポートオーナーの募集も行っています。自宅や店舗の未活用スペースをチャリチャリの駐輪ポートとして利用することで、地域の交通インフラを支えることができるという取り組みです。自転車の利用促進に寄与しつつ、新たな収入源になるかもしれません。
「春の交通安全県民運動」は4月6日から15日までの期間に実施され、地域住民や通行人に向けた自転車利用促進の動きが続けられます。『チャリチャリ』は今後もこのような啓発キャンペーンを通じて、地域の交通安全を守る活動に力を入れ続けることでしょう。