スマートゴミ箱SmaGO
2022-03-25 14:00:27
名古屋・栄に登場したスマートゴミ箱SmaGO、街を美しく保つ新たな試み
名古屋・栄に設置されたスマートゴミ箱SmaGOの新機能
2023年3月25日、名古屋・栄「Hisaya-odori Park」に、東海地方初となるスマートゴミ箱『SmaGO』が設置されました。この革新的なゴミ箱は、環境保護と街の美化に向けた一環として、名古屋市とメ~テレのおかげで実現しました。
SmaGOの特徴と利点
ソーラー発電と圧縮機能
『SmaGO』は、ソーラーエネルギーで動作し、ゴミを最大5倍に圧縮する機能を備えています。これにより、約600リットルものゴミが捨てられ、街を常に清潔に保つことができます。この技術は、ゴミ箱の定期的な収集を必要なくするだけでなく、効率的かつ環境に優しい運用を可能にします。
リアルタイムのゴミ管理
また、4G通信機能を利用して、ゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムで監視することができます。この機能により、ゴミの量を自動的に把握し、回収作業を最適化することが可能になります。結果的に、回収コストやCO2排出量の削減が期待されています。
調査によれば、2020年から『SmaGO』を設置した原宿の『表参道』では、街に散乱するゴミが大幅に減少したという成果が上がっています。一方、2021年から設置された渋谷の『RAYARD MIYASHITA PARK』では、ゴミの回収頻度が50%以下に減少しました。
環境意識の啓発
名古屋での設置に際しては、メ~テレが協賛し、設置コストを名古屋市の負担ゼロで実現しました。更に、同局のキャラクター「ウルフィ」が分別やSDGsへの参加を呼びかけるラッピングを施しています。これにより、地域住民の環境意識を高めることにも寄与しています。
美しい街を作るために
街中にスマートゴミ箱を設置することで、美化だけでなく、分別・リサイクルの促進や、海へのゴミ流出防止も期待されます。海洋資源の保全は今後ますます重要な課題となるため、これらの施策は非常に意義のある取り組みと言えるでしょう。
まとめ
『SmaGO』は、世界50カ国以上で導入されており、その実績は7000台以上に及びます。株式会社フォーステックは、このスマートゴミ箱を通じて、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていくとしています。
名古屋の街を美しくするために、そして環境を守るために、今後も『SmaGO』の効果に期待が寄せられます。なぜなら、私たち一人一人の小さなアクションが、より良い未来へと続いているからです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社フォーステック
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-2-1Otemachi Oneタワー6F
- 電話番号
-
03-3453-7140