代々木公園で体験！マヨネーズ作りによる食育イベントレポート

食育イベントレポート:ファーマーズ＆キッズフェスタ2025

3月1日と2日に代々木公園で行われた「ファーマーズ＆キッズフェスタ2025」では、ケンコーマヨネーズ株式会社がSDGs研究所と協力し、子どもたちにマヨネーズ作りを通じて食育を促進するワークショップを実施しました。この取り組みは、農業と食に関する知識を深めるためのもので、それを通じて持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

イベントの概要

「ファーマーズ＆キッズフェスタ」は、日本のプロ農業者たちが集まり、農業の魅力を子どもたちに伝えることを目的とした体験型イベントです。例年、都市部の子どもたちと農業とを結びつける架け橋として機能しています。2022年度からはSDGsをテーマにしたプログラムが盛り込まれ、農業の多様な側面を紹介するイベントへと進化を遂げています。

ケンコーマヨネーズはSDGs研究所との共同ブースを設け、食育活動の一環としての役割を果たしました。 SDGs研究所は、企業や個人と共にSDGsを普及させる活動を幅広く行っており、当社はその会員となっています。

ワークショップの内容

イベントでは、小学校低学年の子どもたちを対象に、マヨネーズの作り方を学ぶワークショップが行われました。最初に、ケンコーマヨネーズの工場見学動画を上映し、製造工程をクイズ形式で解説しました。そして、乳化の重要性を理解するため、特別な道具を使った実験を通じて、油や酢、卵黄がどのように変化するかを体験しました。

具体的には、2つのボトルを用意し、1つには油と酢のみ、もう1つには卵黄を加えた油と酢を入れ、それぞれを振って乳化の過程を観察しました。この体験を通じて、子どもたちは「水と油がどう混ざり合うのか」という科学的現象を実感し、自らの手でマヨネーズが出来上がる様子に興味津々でした。

楽しむ食教育

イベントの最終段階では、当社のスタッフが実際に手作りのマヨネーズを披露しました。目の前でマヨネーズが完成していく様子を見た子どもたちは、その過程に大変魅了され、まさに食の楽しさを体験した瞬間でした。このようなイベントを通じて、子どもたちに食べ物の大切さやその背景にある文化を伝えることは、将来に向けた大切な教育として位置づけられます。

ケンコーマヨネーズの姿勢

ケンコーマヨネーズは、持続可能な社会の実現に向け、食を通じた教育活動や地域貢献への取り組みを強化しています。子どもたちに楽しく食の大切さを教えることで、持続可能な食文化を育んでいきたいと考えています。また、今回のような体験型イベントを通じて地域社会との絆を深め、さらに良い食環境を提供していく決意を新たにしました。

このイベントは、訪れた約70名の参加者にとって、忘れられない思い出となったはずです。今後もこのような食育の取り組みが広がり、次世代を支える子どもたちが健やかに成長していくことを願っています。