IoT向け新テンプレート
2015-09-30 09:20:17
クラスメソッドとソラコムが提供するIoT向け新テンプレートの魅力とは
クラスメソッドとソラコムが共同で発表した「CSセンサーズ」
近年、IoT(モノのインターネット)技術の進展に伴い、データの収集や解析方法が急速に進化しています。その中でも、クラスメソッド株式会社は、IoT向けの新たなテンプレート「CSセンサーズ」を発表しました。この新しいサービスは、IoTデバイスから得られるデータを効果的に活用し、事業会社にとっての価値を高めることを目指しています。
CSセンサーズの概要
「CSセンサーズ」とは、クラスメソッドが提供する複数のセンサーから収集されたデータを、クラウド上で効率的に分析するための仕組みと各種テンプレートのことです。そして、これによりセンサーデータとPOSデータやアクセスログを組み合わせ、視覚的な分析や機械学習による需要予測が可能となります。これにより、企業はデータに基づいた意思決定がしやすくなります。
ソラコムの通信サービスとの連携
ソラコムの通信サービスである「SORACOM Air」や「SORACOM Beam」の利用により、センサーから生成されるデータの収集と送信がこれまで以上に効率的に行えるようになります。さらに、これらのサービスは従量課金制で、柔軟かつ安全なデータ操作が可能なため、データを活用した新規ビジネスの立ち上げを検討している企業にとっても、非常に魅力的です。
実際の導入事例
「CSセンサーズ」を用いた具体的な導入例として、株式会社内田洋行が山形県高畠町での「熱中小学校プロジェクト」に協力した事例があります。ここでは、センサーを使って温度や湿度などの気象情報を集約し、インターネット上で閲覧できるシステムが構築されました。このシステムは複数の拠点の情報を一元管理できるため、教育機関での学習教材としての利用が期待されています。
用意されている豊富なテンプレート
「CSセンサーズ」では、様々なセンサー類のテンプレートが用意されています。具体的には、光センサー、湿度センサー、加速度センサー、人感センサーなど、多岐にわたる種類が揃っています。また、対応するゲートウェイ製品もあり、「ぷらっとホーム OpenBlocks IoT」や「Raspberry Pi 2」など様々なプラットフォームに対応しています。さらに、Wi-FiやBLE、EnOceanなどの通信規格にも対応している点も大きな特徴です。
クラスメソッドの企業概要
クラスメソッド株式会社は、クラウド技術、ビッグデータ解析、モバイルアプリケーション開発を通じて、企業の技術支援を行っています。彼らは数百件の実績を持ち、特に2015年には「Cloud Architecture of the Year 2014」を受賞し、その技術力を証明しています。社員による情報発信にも力を入れており、5,000本以上の技術ブログを運営しています。また、東京ワークライフバランス認定企業として、多様な働き方を推進している点でも注目されています。
まとめ
クラスメソッドとソラコムの「CSセンサーズ」は、企業にとって収集したデータを活用するための非常に強力なツールとなるでしょう。これにより、実際のビジネスにおけるデータ活用の幅が広がり、新たな価値提案が可能となります。今後もこの分野での発展に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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クラスメソッド株式会社
- 住所
- 東京都港区西新橋1-1-1日比谷フォートタワー26F
- 電話番号
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