Z世代のシーシャ事情を徹底調査!
近年、SNSなどで「シーシャ」という言葉を耳にする機会が増えました。しかし、株式会社RECCOOが運営する「サークルアップ」が行った調査によると、Z世代の学生たちがシーシャについてどのように考えているのか、実態がまったく異なることが分かりました。今回は、この調査結果を詳しくお伝えします。
調査概要
この調査は2025年6月24日に実施され、対象者は現役大学生の277人。調査方法はサークルアップのアンケートを利用しました。成人学生を対象にしているため、データは信頼性の高いものとなっています。
シーシャの利用状況
最初の質問は「あなたはどのくらいの頻度でシーシャに行きますか?」というものでした。驚くことに、86%ものZ世代が「一度も利用したことがない」と回答。シーシャはおしゃれで映えるスポットとして知られていますが、実際にはZ世代の中で非常に少ない人々しか利用していないことが明らかになりました。
シーシャに対する印象
続いて「シーシャに対する印象を教えてください」という問いかけを行ったところ、31%の学生が「おしゃれスポット」「映えスポット」と評価。一方で、23%は「体に悪い」という印象を持っていることが分かりました。しかし、圧倒的に多い意見は「興味がない」というもので、シーシャに対する関心が低いことが伺えます。
魅力を感じない意見
さらに、「シーシャのどの部分に魅力を感じるか」という質問に対しては、65%の若者が「魅力を感じない」と答えました。この傾向から、シーシャに対する若者の興味が薄いことが明確になり、依然として「利用しない」「興味がない」の層が多数を占めていることが分かります。
健康への懸念
調査の中で、シーシャを吸うことによる健康リスクに関する質問も行いました。「健康リスクがあるならシーシャを吸いたくない」との質問には、85%の学生が「利用したくない」と回答。一方で、15%の若者は依然として「利用したい」と考えていることが判明し、シーシャには一部に興味を持つ層も存在しているようです。
喫煙への抵抗感
最後に、タバコを吸うことに対する抵抗感も尋ねました。その結果、74%のZ世代が「抵抗感を感じる」と回答しました。シーシャを利用したくないと考える層と合わせると、健康リスクを意識し、喫煙全般に対する抵抗感が強いことが浮き彫りになりました。
結論
シーシャが「Z世代に人気のおしゃれスポット」とされている一方で、実際の利用状況や印象は予想以上に厳しいものでした。単なるトレンドとしての扱いよりも、Z世代のリアルな声が反映された結果だといえるでしょう。この調査から得られたデータは、Z世代理解の一助になることを願っています。
今後も「サークルアップ」は、現役大学生のリアルな意見や実態を反映した調査を続けていきます。