高校生のデジタル行動調査2026年度版
株式会社ヴァリューズによる2026年度の最新調査が明らかにする、高校生のデジタル行動の進化。今回の調査では、若年層のSNS利用傾向やスマートフォンの普及がどう進んでいるのかを具体的に分析しています。
SNS利用の実態
調査によると、高校生が日々の情報収集において、SNSを中心に活用していることが浮き彫りになりました。具体的には、1日のインターネット利用時間において54.5%の高校生がPCを使っていないと回答し、68.1%がスマートフォンを「2時間以上」使っているとしています。これに対して、大学生では26%がPCを使用せず、スマートフォンが中心になっている状況に顕著な違いがあります。
スマートフォンが情報源に
若者の情報収集方法において、SNSの利用が圧倒的で、52.2%の高校生が新しい情報源として選んでいます。この数字は、伝統的なメディア(テレビなど)を大きく上回っており、スマートフォンの役割が重要であることを示しています。特に、SNSは自分の生活の縮図を反映し、友人たちとリアルタイムに情報をシェアする新たな手段として根付いています。これにより、情報収集のスタイルが「映え」から「ありのまま」にシフトしていることが見て取れます。
SNSの利用状況
調査結果によれば、高校生は大学生よりもInstagramを長時間利用する傾向にあることが明らかになりました。また、BeReal.やwhoo your worldといった新興SNSが支持を受けており、リーチ率も上昇しています。リーチ率とは、特定のSNSに接触した人の割合を示し、特に高校生におけるこれらのサービスは、何気ない日常をシェアすることに価値を見いだしていることを示しています。
新しいコミュニケーションのスタイル
高校生が利用するSNSの中には、周囲の目を気にせず、心理的負担なく利用できるアプリが支持を受けています。特に、「メンパ」が良いSNS、つまり、メンタルパフォーマンスが良いという視点が重要です。これは、コミュニケーションの心理的なコストが低いことを意味し、彼らがより自由にSNSを使う要因の一つとされています。
エンタメも学びもスマホ一つ
スマートフォンは遊びだけでなく、学びにおいても重要な役割を果たしています。高校生が特徴的に利用しているゲームアプリでは、短時間で終わるものが好まれており、空いた時間を楽しむための手段としての位置付けが明確です。また、勉強関連のアプリやサイトもスマホ経由で利用されています。
まとめ
この調査を通じて、現代高校生にとってスマホは身近なコミュニケーションツールであり、オンラインでのつながりを重視する傾向が強くなっていることが確認されました。マスメディアからの情報収集が減り、SNSの利用が主流となる中、企業は新しいコミュニケーション手法を取り入れ、リアルな情報発信が求められる時代に突入しています。今後、高校生がどのようにデジタル環境内でのつながりを深めていくのか、引き続き注視が必要です。