LINE WORKSがバージョン4.3を発表
ビジネスシーンでのコミュニケーションツールとして定評のある「LINE WORKS」ですが、最近同社が新たにバージョン4.3をリリースしました。このアップデートでは、ユーザーがより快適に使えるように、さまざまな機能強化が行われました。特に、LINEユーザーとの連携を強化するメンションやリプライ機能の追加が目を引きます。
メンション・リプライ機能の強化
これまでは、LINEユーザーとのトークにおいては、メンションやリプライ機能が制限されていました。しかし今回のアップデートにより、LINE WORKSのグループトーク内でLINEユーザーへのメンションが可能になり、1対1のトークでもリプライ機能が使えるようになりました。この変更によって、ビジネスシーンでの効率的なコミュニケーションが実現されます。
アドレス帳のユーザビリティ改善
1.外部連絡先の統合
多くの企業で顕在化していた問題が、社内メンバーが同一の外部ユーザーをそれぞれ別々に登録した結果、連絡先が重複し、管理が煩雑になることでした。この度、LINE WORKSでは外部LINE WORKSユーザーおよびLINEユーザーを統合する機能を新設しました。これにより、重複した連絡先をまとめて管理できるため、常に最新の情報を確認しやすくなりました。
2.トーク導線の改善
ブラウザ版のアドレス帳から複数の外部LINE WORKSユーザーを選択してトークルームを作成できるようになりました。この機能により、顧客や取引先の情報をスムーズに参照しながら、グループトークを立ち上げることが可能となりました。
Drive機能の向上
1. 自動アップロード機能の追加
新たに、フォルダごとにメールアドレスを発行し、そのアドレス宛に送信された添付ファイルを自動で該当フォルダに保存できる機能が追加されました。これにより、データの運用がよりスムーズに進みます。
2. ファイルリクエスト機能の導入
ファイルのアップロード専用のURLを発行できる「ファイルリクエスト」機能も新たに追加されました。この機能を使うと、ファイルの収集が他のユーザーがアップロードした内容を見ずに行え、安全にデータを集めることが可能です。
3. 他ストレージからのデータ移行
さらに、他社のストレージサービスからLINE WORKS Driveへスムーズにファイルを移行できる「Drive Switch」機能も登場しました。初回のリリースではGoogle Driveからの移行に対応しており、今後も対応サービスが増える予定です。
様々な機能改善
バージョン4.3には他にも多くの機能改善が施されています。詳細についてはLINE WORKSの公式ウェブサイトでも確認できます。
LINE WORKSとは?
「LINE WORKS」は、チャットやスタンプ、カレンダー、アンケート機能などを備えたビジネス用のグループウェアです。「LINE」と同様に使いやすさを重視しており、PCやスマートフォンから簡単にアクセスできます。このため、多様なビジネスシーンで効率的なコミュニケーションを実現します。
企業情報
LINE WORKS株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、ビジネスコミュニケーションツールやAI製品を提供しています。多岐にわたる業種やビジネスシーンにどこまでも寄り添うサービスを目指し、最先端のAI技術研究にも取り組んでいます。例えば、富士キメラ総研が発表した「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2024年版」において、7年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しています。
公式ウェブサイト:
LINE WORKS