CPRトレーニングボトル
2019-01-20 12:30:46
心臓突然死対策の新たな一手!CPRトレーニングボトル誕生の背景とは
心臓突然死対策の新たな一手!CPRトレーニングボトル誕生の背景とは
昨今、心臓突然死という深刻な社会問題がクローズアップされています。日本では、毎日約200名が突然心停止に見舞われており、迅速な対応が求められています。そんな中、一般社団法人ファストエイドが開発した「CPRトレーニングボトル」が注目を集めています。この新しいトレーニングキットは、ペットボトルを利用し、誰でも簡単に心肺蘇生法(CPR)を学べるユニークな商品です。さらに、この取り組みが評価され、ミレニアル世代の「Game Changer Award」ではSocial部門でグランプリを受賞しました。
この受賞式では、ファストエイドの代表理事である玄正慎氏が受賞の喜びを語りました。「心臓突然死の問題を解決するために、スマートフォンアプリの開発にも力を入れています。私たちのアプリ『Coaido119』を使うことで、周囲の救命知識のある人々に一斉に連絡ができ、迅速な対応が可能になるのです。」と述べています。
CPRトレーニングボトルの革新性
CPRトレーニングボトルは、使用済みの飲料水のペットボトルを再利用し、安価かつ手軽に心肺蘇生法の訓練ができるシステムです。これは世界初の試みで、ペットボトルの押す力が胸を押す力とほぼ同じであることから着想を得ました。このトレーニングキットがあれば、どこでも簡単にCPRの練習ができ、社会全体の救助能力を高めることが期待されています。
ケガや事故への対応力向上を目指すファストエイドは、CPRトレーニングボトルを使った大規模なトレーニングイベントも計画しています。音楽に合わせ、楽しく活気ある訓練を通じて学習意欲を引き出し、手順を覚えるサポートを行うことが重要です。
未来への展望
玄氏は「今後、このCPRトレーニングボトルを広く流通させるために、さらなる資金調達や企業との連携が必須です。CPRの知識をもっと広め、誰もが助け合える社会を作っていきたい」と展望を語ります。
また、ファストエイドは、同じ目的を持つ多くの企業や個人との連携を期待出せています。これは、単に製品を販売するだけでなく、共助で助け合える社会の実現を目的としているからです。
結論
心臓突然死の問題は、非常に身近で無視できない課題です。その解決に向けて、ファストエイドのこれらの新しい試みは確実に前進を意味しています。CPRトレーニングボトルの普及と、周囲の人々が手を差し伸べられる体制が整うことが、今後の安全な社会づくりに欠かせません。支援者が増え、より多くの人が生命の尊さを認識し、行動に移すことを期待しましょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人ファストエイド
- 住所
- 東京都文京区本郷3-40-10三翔ビル本郷 7F 小野田高砂法律事務所内 social hive HONGO
- 電話番号
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