株式会社カカクコムが「Loglass 人員計画」を導入
株式会社ログラスが提供する「Loglass 人員計画」が、株式会社カカクコムに導入されました。この導入により、カカクコムは自身の人件費の予算管理をより精緻に行うことを目指します。
背景
カカクコムは1997年に設立され、ショッピングからグルメ、不動産、求人まで幅広いインターネットサービスを展開しています。特に「価格.com」や「食べログ」といったサービスは多くのユーザーに利用されており、最近では事業が多岐にわたることで、それぞれの収支を正確に把握するニーズが高まっていました。
これに伴い、経営企画部門は「Loglass 経営管理」を導入し、経営管理体制を強化していますが、人件費の予算策定に関しては依然として表計算ソフトを用いた運用が行われています。この状況では属人化や工数の無駄の解消、予算の精度向上が課題となっていました。
「Loglass 人員計画」の導入目的
カカクコムは、こうした課題を解決するために「Loglass 人員計画」を選択しました。その導入の理由は大きく3つあります。
1.
精緻な人件費予算の策定: 「Loglass 人員計画」を使用することにより、部署や職種、雇用形態などの個人の属性を考慮した上で、人件費の予算を自動的に算出できるようになります。これにより、精度が向上し工数も削減できます。
2.
迅速な分析機能: レポート機能により、複数のシミュレーションや予実ギャップ分析が容易に行えるようになり、必要な情報を迅速に取得することが可能です。
3.
経営管理との連携: すでに導入済みの「Loglass 経営管理」との連携により、サービス別の収支管理や分析がさらに精緻化され、より高精度な情報に基づいた意思決定ができるようになります。
期待される成果
これらの機能により、人事部門と経営企画部門が一体となり企業全体のサービス別収支管理が強化されます。これにより、ビジネスの投資効果が高まり、企業価値の向上が期待されます。
カカクコムの人事部長のコメント
カカクコムの人事部長である橋本佳則氏は、導入にあたって「ユーザー本位の価値あるサービスを創出しつづける」という経営理念に基づき、今までの手作業の人員計画や人件費管理がより効率的に行えるようになることが目指されていると述べています。また、Logglassの導入によって分析に必要な時間が大幅に短縮されることで、より迅速な意思決定が可能になると期待されています。
Loglassの概要
「Loglass 人員計画」は、高度な人員計画と分析を実現するクラウド型のシステムです。このシステムは、機密性の高い人員や給与情報を一元管理し、未来の需給を見越した人件費管理を支援します。特に日本初のバイネームでの管理機能が特徴であり、プロジェクトや事業部別に人件費を可視化することが可能です。このようにして、カカクコムのビジネスの成長をさらにサポートしていくことが期待されます。
まとめ
今後もカカクコムと株式会社ログラスは協力し、ユーザーに対して価値あるサービスを提供し続けるためのインフラを強化していく方針です。これにより、企業の競争力をさらに高めることが目指されています。