『小説 野性時代』配信
2024-08-26 11:51:45

新たな文学の風を感じる『小説 野性時代』2024年9月号が配信開始

文芸の新潮流をお届けする『小説 野性時代』2024年9月号



株式会社KADOKAWAが発行する月刊文芸小説誌『小説 野性時代』の2024年9月号が、8月25日より電子版として配信されました。これから紹介する内容は、注目作家たちによる力強い作品群が盛りだくさんです。特に今号は直木賞作家・馳星周の連載や、ブレイディみかこの新作読切がハイライトです。

注目の新作と連載



読切作品



  • - ブレイディみかこ『ある見習い掃除人の手引き書私労働小説―ザ・シット・ジョブ―』
アイルランドで掃除人として働く主人公が、自らの激動の労働体験を通して繰り広げる物語。引き継がれたマニュアルの中に見つけた「ある書き込み」が、彼女の人生を変えるきっかけとなります。この独自な視点が新たな労働文学としての魅力を引き出しています。

  • - 篠田節子『ロブスター(後編)』
砂漠の鉱山で過ごす女性ジャーナリストが、人生や死についての本質に迫る哲学的なテーマを探求します。果たして、彼女はどのような真実に辿り着くのでしょうか。

連載作品



  • - 馳星周『海霧(ジリ)』
海辺の静かな町を舞台に、大樹と霧子という二人の登場人物が織り成す物語。彼らの絆とその背後に潜む危険が、物語を一層緊迫させます。

  • - 永井紗耶子『青青といく』
自由を求め続けた奇才・海保青陵の軌跡を辿る物語。変わり者の司馬江漢と彼の弟子たちが描く、自由への渇望が鮮やかに描かれています。

  • - 荻原浩『我らが緑の大地』
植物たちの激しい襲撃を受けながらも、生き残りを目指す野乃たちの冒険を描く物語。自然と人間との戦いが、迫力ある描写で展開されます。

  • - 河野裕『彗星を追うヴァンパイア』
孤独なヴァンパイアと科学を信じる青年が織りなす新たな空想歴史小説。師との再会を経て、新たな戦いに挑む彼らの姿が描かれています。

編集からのメッセージ



『小説 野性時代』は、毎月25日に配信される電子書籍として、多彩な作品をタイムリーに提供しています。この号もその例外ではなく、各作家がそれぞれのテーマで新しい文学的挑戦を行っています。新作の読切だけでなく、連載作品も合わせて楽しむことで、文学の深みや幅広さに触れることができます。

今号の定価は385円(税抜き350円)で、電子書籍としてはもちろん、様々なプラットフォームでも展開が予定されています。さらに、BookWalkerやKADOKAWAの公式サイトでも詳細が確認できますので、ぜひチェックしてみてください。

文学がもたらす新たな感覚を、今号で体感してみてください。あなたの読書ライフがさらに豊かになること間違いなしです。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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