同性婚法制化へ向けた大規模アクションが実現！Tokyo Pride 2025 レポート

同性婚法制化に向けた大規模アクション

2025年の夏、代々木公園で開催された「Tokyo Pride 2025」において、全国から集まった50組の同性カップル、およそ100人がプライドパレードに参加しました。このイベントは、結婚の平等を求める「Marriage For All Japan（マリフォー）」が主催し、同性婚法制化の実現に向けて力強いメッセージを発信する場となりました。

結婚の自由を求めて行進

今年のプライドパレードでは、約15,000人が参加し、その中の約250名が「結婚の自由」を求めて声を上げました。マリフォーはパレードの先頭から2番目に位置し、多様な背景を持つ同性カップルと当事者・支援者が一堂に会し、平等な権利を求める姿勢を示しました。特別なフロートには、著名なカップルたちが乗車し、その存在感を示しました。コールを上げながら、「ハッピープライド！」と叫ぶ参加者の姿は、沿道の人々の共感を呼び起こしました。

ブースでの展示とメッセージの送付

イベント会場には、マリフォーのブースが設置され、「私たちだって当たり前が欲しいのです展」が開催されました。ともに過ごすパートナーとの日常風景を描いた展示を通じて、来場者は同性カップルが直面するリアルな日常を理解することができました。さらに、国会議員への手紙を集めるコーナーも用意され、647枚の手紙が寄せられました。これらの手紙は、マリフォーが責任を持って届けます。

参加者の多様性と理解の広がり

このイベントには、中高生から高齢者まで、年齢を問わず多くの人々が訪れました。同性カップルの日常生活に潜む喜怒哀楽を理解してもらうための展示は、当事者だけでなく、アライ（LGBTQ+の支援者）や初めてLGBTQ+に触れる方々にまで多くの感動を呼び起こしました。この活動を通じて、同性婚法制化の必要性がますます強く訴えられたのです。