TOKYO黒みつLAGERの成功
国分首都圏株式会社が榮太樓總本鋪、そして石川酒造とタッグを組み、2023年11月に登場した発泡酒「TOKYO黒みつLAGER」が、最近発表された「ジャパン・グレートビア・アワーズ2025」で銅賞を受賞しました。この受賞は、クラフトビール愛好者や業界関係者から注目を集めており、その斬新な風味が評価されています。
受賞の会について
「ジャパン・グレートビア・アワーズ」は、日本地ビール協会が主催する権威ある審査会で、今年の2月23日と24日に開催されました。ここでは、日本国内で醸造されたビールが審査され、特にクオリティーと独自性が求められます。評価基準はバランス、アフターテイスト、そして飲む人の心に残る魅力が基盤にあります。受賞結果を見てみると、同部門には金賞が該当せず、銀賞が2アイテム、銅賞が「TOKYO黒みつLAGER」のみだったため、その特異性と品質が際立っています。
【参照】 クラフトビア・アソシエーション公式サイト:
beertaster.org
「TOKYO黒みつLAGER」の特長
この発泡酒は、黒みつと黒ビールの絶妙な組み合わせに着目して作られました。具体的には、江戸時代から続く榮太樓総本舗の黒みつと、石川酒造の高品質な黒ビールが美しく融合しています。それによって、まろやかな甘さと深みのあるコクを持つ商品となることを目指しました。
使用されている黒みつは沖縄県の黒糖から作られており、麦芽にはピルゼン、ミュンヘン、キャラメル、チョコレート、ブラックの5種類がブレンドされています。また、仕込み水には秩父山系の伏流水を利用しており、地域の特性を最大限に活かしています。これらの厳選された素材の組み合わせにより、飲むごとに豊かな味わいが広がります。
さらに注目すべきは、製造後に出る麦芽粕をサステナブルな社会の実現に向けて再利用し、肥料や飼料として再生可能な形で活かす点です。この取り組みは、環境への配慮と品質を両立させた新たなビール作りの姿勢を示しています。
商品情報
商品名: TOKYO黒みつLAGER
アルコール分: 4.5%
内容量: 330ml
品目: 発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料: 麦芽(外国製造)、黒みつ、ホップ
このように「TOKYO黒みつLAGER」は、多くのこだわりと協業の結果として生まれたビールです。受賞されたことで、その品質が証明されたことにさらに価値が増し、多くのビール愛好者に楽しんでもらえる日が待ち遠しいです。今後の展開に注目です。