漫画家によるアート革新！『Mプロジェクト』始動の全貌

漫画家によるアート革新！『Mプロジェクト』始動

株式会社Kingと株式会社Raptorsが手掛ける新たな挑戦『Mプロジェクト』が、2023年4月25日からクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で支援の受付を開始しました。8名の一流漫画家が参加し、アート作品を通じて世界に挑むこの企画にご注目ください。

プロジェクトの目的と背景

『Mプロジェクト』は、漫画家が自身の可能性を広げる新しいアプローチとして、アート作品の制作に着手することを目的にしています。日本の漫画を「ART」として再解釈し、プロの技術と創造力を活かした作品創りを目指します。これにより、従来の漫画連載の枠を超えて、アイデアや知的財産（IP）を自由に活かす環境の醸成を目指しています。

歴史を振り返れば、芸術家を支える文化は古くから存在しており、江戸時代の武士や商人がその活動を後押ししていました。『Mプロジェクト』では、日本の漫画を世界に届けるために、新たな出会いやつながりを生むことを期待しています。

市場状況と課題

エンタメ産業は近年、日本の主要産業として成長を続け、アニメやゲーム、出版の総輸出額は5.8兆円にも達しています。しかしながら、漫画家をはじめとしたクリエイターの報酬は依然として低い水準に留まっており、これに対する対策が急務とされています。

日本の漫画家は海外で高い評価を得ていますが、近年展覧会や美術館での展示が増えてきています。こうした流れを受け、『Mプロジェクト』は日本漫画のユニークな視点や世界観を「ART」に昇華させ、クリエイターの未来を変えるきっかけになりたいと考えています。

参加作家陣の紹介

本プロジェクトの参加作家として、高河ゆんや福田宏、渡辺明夫、黒丸、士貴智志、黒田bb、山田恵庸、東毅といった多彩な才能を持つ8人の漫画家が名を連ねています。彼らは、AIとの共存や対立をテーマに、個々の感情を呼び起こすアートを制作します。2025年を迎える今、彼らの作品は風刺的な意味も含み、多くの人々に響くものとなるでしょう。

プロジェクトのロゴとキャッチコピー

プロジェクトのロゴには、『MANGA』と「新たな価値」を創造するという意味が込められています。日本語の「MANGA」と、英文のコロン（:）を組み合わせた造語『M:』が使われており、イコール（＝）の先にある新たな答えや繋がりを表現しています。プロジェクト名『絵夢』（えむ）にも、その想いが込められています。

メタルキャンバスアートの魅力

アートベンチャー・Raptorsが提供するMCA（Metal Canvas Art）は、メタルキャンバスを利用し、油絵のような鮮やかな色彩で質感を表現します。デジタルアートを独自の技術でフィジカルアートに変換。作品はすべて職人によって手作りで仕上げられます。この新しいアプローチは、クリエイティブな表現を可能にし、作品にさらなる魅力を加えます。