光山明展 記憶、つむぐ物語
2025年の春、茨城県境町にあるS-Gallery粛粲寶美術館で「光山明展 記憶、つむぐ物語」が開催されることが決定しました。本展は、境町の住民の記憶に根ざした内容で構成されており、90代から50代までの町民のストーリーを通じて、過去のさまざまな出来事や情景が生き生きと蘇ります。
開催概要
- - 会期: 2025年3月2日(水)~3月30日(日)
- - 会場: S-Gallery粛粲寶美術館
- - 開館時間:
- 午前: 10:00~12:00(入館11:30まで)
- 午後: 13:15~17:00(入館16:30まで)
- - 休館日: 毎週月・火曜日
- - 入館料: 330円
18歳未満および65歳以上は無料(年齢確認書類要提出)
障害者手帳を持つ方とその付き添い1名は無料です。
展示内容
本展では、記憶のクローズアップが行われ、町民へのインタビューを通じて得たトピックスが展開します。具体的には、戦争の影響や子供時代の遊び、当時の仕事や娯楽について語られます。また、先人たちが使用した道具や民具にも注目し、それらに刻まれた痕跡を可視化することで、語られない記憶に光を当てます。
映像作品を核にしたインスタレーションで、日本の大地に根付いてきた境町の人々の歴史を探ります。さらに、利根川との深いつながりを背景に、利根川水系の多様な風景を独自の視点で捉えた作品群も展示される予定です。これにより、多くの人々にとって新たな観点を提供することが期待されています。
関連イベント
本展の開催に合わせて、いくつかの関連イベントも行われます。
上映会「記憶を消さないために」
- - 日時: 3月8日(土) 14:00~15:30
- - 場所: S-Gallery粛粲寶美術館
- - 内容: 仲村淳監督制作の「23通のありふれたラブレター」、光山明の「足利爆撃の記憶」を上映します。
上映後には、二人のトークも予定されています。
ギャラリートーク「この町の小さな歴史」
- - 日時: 3月16日(日) 14:00~15:00
- - 場所: S-Gallery粛粲寶美術館
- - 内容: 取材や制作過程についてお話しします。
聞き手は内海聖史さんが担当し、町の歴史にどうアプローチしたか話がされることでしょう。
茨城県境町で展開されるこの光山明展は、ぜひ訪れてみたい特別なイベントです。詳しい情報は境町公式サイトにて確認をお願いします。