新発想「分子マスク」がウイルスを99%キャッチ、快適な着用感の秘密とは？

新発想「分子マスク」の誕生

福岡県福岡市に本社を置く株式会社今と今のあいだが、革新的な「分子マスク」を発表しました。このマスクは、なんと100ナノメートルの微粒子を99%キャッチする性能を誇ります。2021年11月15日から、クラウドファンディングプラットフォームMakuakeで応援購入の受付が開始され、話題を呼んでいます。

高性能ナノファイバーフィルターの活用

この「分子マスク」の決め手は、東京工業大学名誉教授の谷岡氏が開発したナノファイバーフィルターにあります。このフィルターはファンデルワールス力を活用し、ウイルスや細菌、花粉を99.9%を超える確率で捕捉します。また、一般的なマスクの2倍も通気性に優れているため、呼吸がしやすいという特長があります。

着心地を重視したオーガニック生地

マスクには今治製のオーガニック生地が使用され、まるで何も着けていないかのような軽やかさを実現しています。肌に優しいこの素材は、吸水性と速乾性にも優れ、快適な装着感を提供します。

フルマスクとオープンノーズの2タイプ

「分子マスク」は、通常のフルマスクと、鼻を覆わないオープンノーズの2タイプを用意しています。フルマスクは美しいフォルムでファッション性も兼ね備えています。一方、オープンノーズは、持病や特殊な事情がある方を配慮した設計で、より多くの人々が公衆衛生に参加できるようになっています。

特に、シェフが厨房での使用や、冷たい空気が必要なスポーツ時などに、オープンノーズを選ぶことで感染症のリスクを抑えることができます。また、ADHDなどの状況で、鼻を覆うことができない場合にも役立つ可能性があります。