First Penguins Companyが浜松市・豊橋市のスタートアップ支援に採択、学校DX推進へ

First Penguins Companyが浜松市・豊橋市の支援事業に採択

東京都千代田区に拠点を置くFirst Penguins Companyは、浜松市および豊橋市のスタートアップ支援事業に採用されました。この支援を受けることで、同社は教育現場の業務負担の軽減に取り組むことを目指します。

部活動の負担軽減に向けて

First Penguins Companyが展開するプラットフォーム「BUKATOOL」は、学校や部活動における煩雑な業務をデジタル化することで、教職員や保護者の負担を軽くすることを目指しています。このプラットフォームは、部活動の活動費の徴収、学用品やユニフォームの注文、集計、決済を一元管理する機能を備えています。

藤枝市ではすでに、全ての高校サッカー部にBUKATOOLが導入されており、その成功実績が浜松市および豊橋市との協力につながりました。両市では現在、中学校や高校への導入に向けた協議が進められています。

採択された支援事業の背景

浜松市の「ファンドサポート事業」と豊橋市の「スタートアップチャレンジ交付金」は、地域の抱える社会的および産業的課題の解決を目指すスタートアップをサポートするプログラムです。First Penguins Companyは、この後盾を元にして、地域の教育機関と連携し、「見えにくい業務負担」に光を当て、持続可能な改善策を模索していきます。

学校でのDXに向けての展望

代表取締役の川﨑大氏は、教育現場には多くの目に見えない労力があると指摘します。「BUKATOOL」を活用することで、教職員や保護者が子どもたちと向き合う時間を取り戻せることを期待しています。

最近行われた採択発表の共同記者会見では、川﨑氏は浜松市と豊橋市の支援に対し感謝の意を示しつつ、今後、全国の教育機関や自治体に向けた段階的な展開を計画していると述べました。