企業間決済「Paid」の導入でDIY通販の利便性向上
株式会社大都は、事業者向けの通販サイト「トラノテ」に企業間決済サービス「Paid」を導入しました。この新しい決済手段により、DIY業界における取引の利便性が大幅に向上することが期待されています。
事業者向け通販サイト「トラノテ」とは
「トラノテ」は、大都が運営する工具や塗料など36万点以上を即日出荷する事業者向けの通販サイトです。このサイトでは、ビジネスの現場で頻繁に使用される消耗品が多数取り扱われており、迅速な配送体制を整えています。トラノテは、法人や個人事業主などの会員登録が急激に増えており、2024年6月には3万アカウントを超える見込みです。
「Paid」の特徴と導入の意図
「Paid」は、企業間取引において後払い決済の与信管理や請求業務を代行するフィンテックサービスです。これは、事業者が抱えやすい請求書の発行や代金回収といった負担を軽減するため、掛け払いのニーズが高いとの理由から導入されました。
大都の代表取締役である山田岳人氏は、「トラノテ」での買い物を既存の法人取引と同等に利便性の高いものとすることを目指しています。これにより、事業者は今まで以上に快適に製品を注文できるようになり、効率的な取引が実現します。
「会員登録API」による即時注文
「Paid」導入の際、大都は「会員登録API」を活用し、初回の与信審査を一度実施するだけで、その後の取引においては再度の審査は不要となります。この仕組みにより、注文から決済までがスムーズに進み、事業者は迅速に商品を受け取れるようになります。
まとめ
大都が「Paid」を取り入れることで、事業者向け通販「トラノテ」は、掛け払いの利便性を享受しながら、業務に必要な消耗品を簡単に注文できる環境が整いました。これにより、多くの事業者がコスト削減と時間短縮を図り、新たなビジネスの発展に資することが期待されています。今後も大都は、事業者のニーズに応えるサービスの提供を続けていく所存です。