特別な体験を提供する「COCOLONユニバーサルシネマ」の開催報告

COCOLONユニバーサルシネマ開催レポート

9月22日、特定非営利活動法人EPOが運営する「COCOLON」が、障がいや医療的ケアを必要とする子どもとその家族向けに特別な映画上映会「COCOLONユニバーサルシネマ」を開催しました。このイベントは、参加者がリラックスした環境で映画を楽しめるように設計されています。

ユニバーサルシネマの目的とは？

今回の上映会は、映画館での鑑賞が難しいという障がい児や医療的ケアを必要とする子どもとその家族に向けて、特別な体験を提供するために実施されました。周囲に気を使ったり、環境に適応することが難しい場合でも、安心して映画を観ることができるように、COCOLON BASEという場所を貸し切り、医療ケアのスペースやおむつ交換台などを完備しました。

イベントの詳細

- 日時: 9月22日(日) 10:00 / 13:00
- 場所: COCOLON BASE（東京都江戸川区篠崎町）
- 定員: 10組（最大30名）
- 上映作品: 『FLY!/フライ!』
- 参加費: 800円（COCOLON会員は300円）

今回の上映会には11組の家族が参加し、それぞれが快適な姿勢で映画を楽しむことができました。参加者が自由にゴロンとすることもでき、気軽に映画に没頭できる環境が整えられていました。

参加者の反響

イベントを経て、多くのポジティブなフィードバックが寄せられました。参加者は、「周囲を気にせず、好きな姿勢で映画鑑賞ができた」といった感想を述べており、実際に多くの子どもたちが楽しんでいる様子が見られました。

アンケートでは、参加者の93%が満足と評価し、今後の同様のイベント開催の必要性を強く感じていることが示されました。SNSでも参加者が体験をシェアし、多くの関心を集めました。

参加者の声

- 「画面をしっかり見られて、ゴロンとできるのが良かった」
- 「ポップコーンが美味しかったです！」
- 「お友達と一緒に大画面で見られて楽しかった」

今後の展開

COCOLONは、今回のイベントを継続するだけでなく、今後もさまざまなイベントを企画しています。10月20日には「COCOLONフォトスタジオ」を開催する予定です。これからも障がいのある子どもたちとその家族に向けた交流の場を増やし、楽しい体験を提供していけるよう、活動を進めていきます。

COCOLONの理念

COCOLONは、重症心身障がい児やその家族がより良い生活を送るためのサポートをすることを目的としたオンラインコミュニティも運営しています。障がいを持ったお子様やそのご家族が安心して生活できる環境作りに努めています。今後も、企業や団体との協力を通じてさらなる活動の広がりを目指していきます。

特定非営利活動法人EPOは、これからも多くのイベントを通じて、障がいや医療的ケアを抱える方々への支援を続けていきます。