Solibri Day 2025 オンライン: BIM確認申請の新しい道
2025年12月3日、水曜日の15:00から17:05まで、オンラインで開催される『Solibri Day 2025』では、BIM(Building Information Modeling)確認申請を効果的に行うための最新情報が紹介されます。このイベントでは、特に「Archicad」と「Solibri」を組み合わせて進める方法にスポットライトが当てられます。
BIMとは?
BIMは、建設プロジェクトにおける計画、設計、施工、運営をデジタルで統合する手法です。この手法により、各プロセスの情報が一元化されるため、関係者の協力が円滑になり、プロジェクト全体の効率が向上します。特にSolibriは、BIMモデルの品質を保証するための非常に効果的なツールです。
Solibriの役割と機能
Solibriは、自動化された検図業務を通じて、生産性の向上に寄与するソリューションです。目視によるチェックから自動化されたプロセスに移行することで、時間の節約と精度の向上を実現します。あらかじめ定義されたルールに基づいて、モデルの干渉チェックや整合性の確認が行われ、結果は詳細なレポートとして得られます。
2026年春から始まるデジタルデータによる建築確認申請にも対応するため、Solibriを導入することは極めて重要です。これにより、スムーズな申請プロセスが確保されます。
セミナーのプログラム
セミナー当日は、Solibri社のCEOであるヴィレ・キーストネン氏や、BIMスペシャリストのピア・ニッツェ氏が登壇し、最新のSolibriに関する情報が紹介されます。また、シンガポールのBCA(建築建設庁)やAcePLPと協力して開発された新しいワークフローについても説明があります。
プログラムの流れは以下の通りです:
- - 15:00~15:10 開会の挨拶
- - 15:10~15:30 Solibriの現状と今後の展望
- - 15:30~15:50 Solibri製品デモ
- - 15:50~16:20 シンガポールにおけるモデルチェックの取り組み
- - 16:20~16:50 BIM図面審査の概要
- - 16:50~17:00 質疑応答
- - 17:00~17:05 閉会の挨拶
参加することの意義
このセミナーは、BIMプロジェクトの品質管理や、デジタル確認申請の導入を考えている人にとって貴重な機会です。新しいBIMの動向や実践的な管理方法を学ぶことで、設計プロセスの効果を最適化し、品質向上を図ることが可能です。
Archicadとの協業
さらに、Archicadは国土交通省が求めるBIM図面審査の要件を満たしているため、デジタル建築行政の推進において重要な役割を果たします。特に、小規模な設計事務所や個人での設計を行う方々に対する導入支援も行っていて、さまざまなキャンペーンやプロジェクト管理ソリューションが用意されています。
今後のBIMの動向に興味がある方、デジタル申請の準備を進めたい方は、この機会をお見逃しなく。参加を通じて、新たな可能性を広げてみませんか?