記事詳細
2025年11月2日(日)、東京ステーションホテルが110周年を迎えます。この節目に合わせて、株式会社河出書房新社から新たに書籍が発売されることとなりました。そのタイトルは『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』。著者は多くの著名人や各界のプロフェッショナルに25年以上にわたって取材を続けてきたブックライター、上阪徹氏です。
この書籍の企画が持ち上がった際、社内では「私たちはこの名誉にふさわしいのか?」といった意見や、「自己宣伝になってしまうのではないか」といった懸念の声が上がりました。しかし、慎重に議論を重ねた結果、スタッフの真心や日々の姿勢をお客様に伝える絶好の機会であると判断し、この企画を受け入れることとなりました。
書籍には、ゲストリレーションズやハウスキーピング、レストラン、バー、ウエディング、インターナショナルセールス、コンシェルジュ、デューティーマネージャー、総務、宿泊支配人、総料理長、総支配人など、様々な役割の11名のスタッフがインタビューに応じています。それぞれが自らの経歴や東京ステーションホテルとの出会い、業務に対する心がけについて、飾らない言葉で語っています。
本書は単なるホテルの紹介にとどまらず、日本の文化や歴史の象徴である東京駅丸の内駅舎と共に歩んできた東京ステーションホテルの歩みを描き出します。その中には、今も脈々と受け継がれる志や思いが込められています。
発売日は2025年10月27日(月)で、全国の書店やオンライン書店での購入が可能です。東京ステーションホテルを愛する全てのお客様、またホテルやサービス業で働くことに興味を持つ方々、さらには東京ステーションホテルで支え合うOne Teamとしての全従業員に向けて、この書籍を通じて心からのメッセージが届けられることを願っています。
著者・上阪徹について
上阪徹氏は1966年に兵庫県で生まれ、89年に早稲田大学商学部を卒業。アパレルメーカーのワールドやリクルート・グループなどでの経験を経て、94年からフリーランスとして活躍しています。これまでに取材した著名人は3,000人を超え、多岐にわたるテーマでの執筆を手がけています。著書は100冊以上にのぼり、業界での影響力も非常に大きい人物です。
新刊の表紙には、東京ステーションホテルの華やかさが表現されており、まさにその贅沢なひとときを期待させます。気になる方はぜひ発売日をチェックし、新しい歴史を感じてみてください。
書籍情報
- - 書名: 東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ
- - 著者: 上阪徹
- - 仕様: 四六判/並製/240頁
- - 発売予定日: 2025年10月27日
- - 税込定価: 1,870円(本体価格1,700円)
- - ISBN: 978-4-309-25496-8
詳細は
河出書房新社の公式サイトで確認できます。