新構想「コムアセット」
2025-10-01 14:40:26

株式会社インゲージが新たなビジネスコミュニケーション管理構想「コムアセット」を発表

株式会社インゲージ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:和田 哲也)は、顧客対応クラウド「Re:lation」を基にした新たな構想「コムアセット」を発表しました。この構想は、企業が抱えるビジネスコミュニケーションの効率化を図るもので、多様化するコミュニケーションの課題を解決すべく設計されています。

2014年の設立以来、インゲージは「Re:lation」を開発し、顧客対応の効率化を図るためのツールとして多くの企業に利用されています。これまでに6,000社以上がこのサービスを導入し、業種を問わず幅広いニーズに応えています。しかし近年、企業はコミュニケーションの急増に直面し、それに伴う業務の非効率やコスト上昇に悩まされています。特に、コミュニケーションのデータが散在しているために、それを活用できずにいる企業が多く存在します。

「コムアセット」は、企業のコミュニケーションデータを一元化し、AI技術を用いてそれを資産化する新たなアプローチとして注目されています。この構想では、コミュニケーションの一元管理を行うことで、AIが過去のデータを学習し、業務の効率化や省人化を実現します。

具体的には、コミュニケーションデータをインプットとして、一元管理するアセットデータベースの構築が行われます。このデータベースは、メールやチャット、社内メモなど、企業内のあらゆるコミュニケーションを蓄積し、AIがそれを的確に分析することにより、アウトプットとしての提案や回答が可能となります。これによって、仕事の効率が大幅に向上し、担当者が持つ情報の属人化も防ぐことができます。

「コムアセット」の具体的な機能には、AIメールエージェント、FAQ、AIチャットボットなどがあります。AIメールエージェント機能では、受信したメールをAIが即座に解析し、最適な返信文を生成します。また、FAQ機能は、過去のコミュニケーションの履歴をもとに適切な回答を自動生成するので、顧客が必要な情報を迅速に得ることができます。さらに、AIチャットボット機能は、ウェブサイトやLINE等で顧客対応を24時間自動で実施し、運用工数を大幅に削減します。

この新たなアプローチによって、業務の効率化だけでなく、コミュニケーションにかかるコストの削減も期待されています。特に、過去のコミュニケーションを資産として活用することで、従業員はより戦略的な業務にリソースを振り向けやすくなります。調査では、従業員の約65%がAI導入の効果を実感できていないと回答していることからも、コミュニケーションの資産化の必要性が浮き彫りになっています。

インゲージの「コムアセット」は、企業が持つコミュニケーションのデータを最大限に活かすための新しい試みであり、業務のデジタル化と効率化が求められる現在のビジネスシーンにおいて大きな前進となることが期待されます。この新構想を通じて、企業はAIを活用し、労働生産性を極限に引き上げることが可能になります。将来的には、このような取り組みにより、企業全体のコミュニケーション戦略が進化し、業界全体の効率性向上にも寄与するでしょう。

最新の調査結果を受けて、インゲージは今後ますますコミュニケーションの資産管理へと力を入れていくとともに、AI活用による業務の質的向上に寄与していく方針です。今後の展望が楽しみな「コムアセット」の進化に、ぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社インゲージ
住所
大阪府大阪市北区芝田1-14-8梅田北プレイス
電話番号

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