株式会社学情が実施した2028年卒業生を対象とした採用に関する企業調査が注目を集めています。この調査によると、オープン・カンパニーを実施する企業が50%以上に達し、さらに実施を検討している企業も含めると80%に迫ることが分かりました。このような動きの背景には、学生の参加しやすさを重視する企業の姿勢があげられます。多くの企業が、就業体験よりも学生が気軽に参加できる機会を提供し、応募率の向上を目指しています。
具体的には、参加者が少なくともハードルが低いイベントとしてオープン・カンパニーを受け入れ、社会に対して企業の存在を知ってもらうことが重要視されているのです。これに伴い、2028年卒生を対象とする採用において、企業は参加しやすいと感じられるプログラムや情報を多く提供する必要があります。
調査の結果、採用に直接連携可能なインターンシップを実施する企業は44.9%に上り、この数字は前年よりも高いものでした。企業は、インターンシップを通じて学生との関係構築を図り、より良い人材獲得へとつなげたいと考えています。ミスマッチを防ぎ、実際の就職活動に向けての理解を深めることは、企業にとっても重要な意味を持つためです。
また、早期選考を行う企業が全体の60%を占め、これまでの調査と比較しても10ポイントの増加を見せています。この流れは、参加者に対して選考での優遇を行う企業が多く、約80%が選考に結びつける意図を持つことを示しています。優秀な人材を早期に確保するための手段として、企業は積極的に動いている状況が伝わってきます。これにより、通常選考を待たずに、インターンシップから早期に選考を進めたいと考える企業が増加しています。
調査内容の中で特に目を引いたのは、インターンシップやオープン・カンパニーの内容見直しを計画している企業が41.6%に達している点です。このように企業は、ただ単にインターンシップを実施するのではなく、学生との接点を増やし、選考に向けた関係構築を重視するとしていることがうかがえます。
調査は2026年6月22日から7月3日にかけて、株式会社学情が人事担当に向けて実施したもので、有効回答数は450社に達しました。入社希望を持つ学生たちにとって、より多くの情報を受け取り、自分に合った企業との最適なマッチングが進むことが期待されています。たくさんの選択肢が提供される中で、学生の皆さんも自身のキャリア設計に向けて、積極的に選考に参加していくことが大切です。